【緊急声明】200名以上の命が奪われたコンゴ鉱山崩落事故について

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【緊急声明】200名以上の命が奪われたコンゴ鉱山崩落事故について

 2026年1月30日、コンゴ民主共和国(DRC)東部のルバヤ鉱山で大規模な崩落事故が発生しました。200名を超える尊い命が犠牲となり、今もなお多くの方々が土砂の下に取り残されています。
 亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。



これは「不運な事故」ではなく、構造的な「人災」です

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コンゴ民主共和国(DRC)東部のルバヤ鉱山  安全性の考慮はまったく見て取れない(画像出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Rubaya_mines)


 上の画像を見て、皆さんはどう感じられたでしょうか。

 今回の悲劇は、たまたま起こった不運ではありません。いつ起きてもおかしくなかった、起こるべくして起きた人災だったと私たちは考えています

 そしてこれは、私たちのスマホやPCを支える資源「コルタン(タンタル)」の採掘現場で、安全が軽視され、児童労働や「現代の奴隷」とも言える過酷な労働が常態化している中で起こった出来事なのです。



コンゴで終わらない紛争のかげにある「紛争鉱物」――どうかこの問題から、目を背けないで

 テラ・ルネッサンスは、紛争の影響下で生きる人びとの自立を支え、平和をつくっている団体です。


 私たちが活動するカロンゲ地区も、同じコルタン(タンタル)の産地です。世界中がのどから手が出るほど欲しがっている、「レアメタル」や「レアアース」。

 それほど貴重な資源を産出する土地に住んでいながら、何十年も貧しいまま。国内で武器をつくっていないのに、海外から絶えず武器が持ち込まれ、終わらない紛争。裏腹に、先進国の生活は便利になり、より快適さを求め続けています。

 だから私たちは、この問題に対して声をあげ続けます。
 この機会にあらためて、メディアの皆さま、企業、一般の方々へ、お願いいたします。どうか、なかなか報道されることのないコンゴの「紛争鉱物」の問題に、目を向けてください。

 終わらない紛争の中、子どもたちは明日をも知れぬ命を懸けて土を掘り続けています

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違法な鉱山労働での現代の奴隷労働。危険と分かっていてもほかに生きる手段がない環境下にある人々。

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紛争下で生きるとは――190万人が1日一食も困難、人口の42%は安全な水にアクセスすることができない。(南キブ州)

【ご支援のお願い】私たちの暮らしと地続きの悲劇を、終わらせるために

コンゴで起きている悲劇を繰り返さないために。女性と少女の尊厳を守り、紛争下で取り残された子ども達の命のともしびを消さないために、どうか皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

今、いのちを支える寄付をする

※コンゴ民主共和国への寄付をご希望の場合は、備考欄に「コンゴ指定」とご記入をお願いいたします。※特にご指定がない場合は、テラ・ルネッサンスが実施する活動全般に大切に活用させていただきます。



【専門家の視点:なぜ悲劇は繰り返されるのか】

コンゴ紛争の背景と「紛争鉱物」のリアルについては、当会理事長でありコンゴ紛争専門家の吉田真衣が詳しく解説しています。

▶︎ 吉田真衣のnote記事を読む



紛争下にある「カロンゲ」の危機的状況

 私たちが活動する南キブ州カロンゲ地区も、事故現場と同じコルタン(タンタル)の産地です。

 
 現在、コンゴ東部では武装勢力M23の侵攻により、治安が急激に悪化しています。 カロンゲ地区は戦闘の最前線となっている中で、政府や他のNGOからの支援が届かない支援の空白地帯となっています。
 さらにカロンゲは、ルバヤの過酷な労働環境から逃れてきた人々が身を寄せる、避難民の受け入れ先でもあり、支援対象者の中には、今この瞬間も土砂の下に取り残されている人々の親族や友人が数多く含まれています。紛争下で命をつないでいる中で、追い打ちをかけるように起こった事故に、人々は打ちのめされています。


<カロンゲの危機的状況>

  • 機能不全の医療 医薬品の供給が止まり、マラリアや栄養失調で命を落とす子どもが急増しています。

  • 性暴力のリスク 治安悪化により、遠くへ水汲みに行く女性や少女たちが性暴力の被害に遭うリスクが高まっています。



テラ・ルネッサンスが現地で続けている活動とは

 私たちはこの危機的状況下でも撤退せず、現地スタッフと共に活動を続けています。

  1. 命を守る給水支援 遠くへの水汲みを不要にし、女性と少女を性暴力の危機から守り、子ども達の命を感染症から守るため、日本の皆様の支援で既に3箇所の給水設備を完成させ、約9,000人の命を支えています。


  2. 医療支援 薬不足に苦しむ病院へ医薬品を届け、深刻な栄養失調に陥った子どもたちの治療を支えています。

  3. 自立支援・教育支援 鉱山労働に依存せずとも生きていけるよう、職業訓練を通じた自立支援活動や、子どもを児童労働・徴兵から遠ざけるための教育支援を行っています。


 中でも今現在、命を守る水場の増設が急がれます。>関連記事はこちら

【ご支援のお願い】私たちの暮らしと地続きの悲劇を、終わらせるために

コンゴで起きている悲劇を繰り返さないために。女性と少女の尊厳を守り、紛争下で取り残された子ども達の命のともしびを消さないために、どうか皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

今、 いのちを支える寄付をする

※コンゴ民主共和国への寄付をご希望の場合は、備考欄に「コンゴ指定」とご記入をお願いいたします。※特にご指定がない場合は、テラ・ルネッサンスが実施する活動全般に大切に活用させていただきます。

ひき続き、どうかあたたかいご支援をお願いいたします。

メディアの皆さまからの取材も、歓迎しております。
お問合せフォームはこちら>

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テラ・ルネッサンス 広報室

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