認定NPO法人テラ・ルネッサンスの活動内容

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コンゴ事業

 

 

肥沃な土壌、豊富な天然資源を持つコンゴ民主共和国では、特に同国東部において、その資源をめぐって紛争が続いており、深刻な影響を受けています。人々は衣(医)食住といった人間の基本的ニーズも満たされていない状況で、特に脆弱な立場の人々は収入を得る手段もありません。テラ・ルネッサンスでは、自給食料の確保、また職業訓練による収入向上などの支援を行い、地域住民が様々なリスクに対応しながら自立するための支援を行っています。

 

目次

 1.なぜコンゴなの?

 2.テラルネの取り組み

 3.メッセージ

 

 

1. なぜコンゴなの?

 

 

 

コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)はアフリカ大陸のほぼ中央に位置し、面積が日本の約6倍とアフリカでも2番目の面積を持ち、約6,800万人の人々がここに住んでいます。またコンゴ東部には今も手付かずの広大な熱帯雨林が広がっていて、金や銅、木材、タンタル、スズ、ダイヤモンドなど豊富な天然資源に恵まれた国でもあります。しかし、これらの豊かな資源は、ヨーロッパ人がやって来て以来、争いを引き起こす大きな要因となりました。欧米諸国が資源を奪い取るために、アフリカ人たちは都合よく利用され、無数の人々の命が奪われました。そして、複数の国や武装グループが関わり、1998年以降のコンゴ紛争では540万人もの人々が命を失いました。第二次世界対戦以降、世界最大の犠牲者を出しながら、国際社会から注目されず「忘れられた紛争」と呼ばれています。 その理由は、国際社会から注目されず、十分な援助を届けることが出来なかったからです。例えば、1999年に各国からコンゴに届けられた人道支援の額は、同じ年、東ティモールに送られた資金の10分の1に過ぎませんでした。コンゴ紛争の死亡者数は東ティモールの500倍であるにもかかわらずです。一方、この紛争によって命を落とした540万人の9割以上は、直接的な戦闘ではなく、食料や医薬品などへのアクセスが制限され、予防もしくは治療可能な病気などが原因で亡くなりました。

 

 

 

 

2002年に和平合意が結ばれましたが、それ以降もコンゴ東部では、脆弱な人々が常に犠牲になっています。住民たちは、政府軍、武装勢力双方から食料の略奪や村々の襲撃、女性への性的暴力を頻繁に受けています。国連人口基金によると「1998年以降、推定20万人の女性と少女が性的暴力の被害を受けた」と言われています。5歳児未満の死亡率も栄養失調、また医療へのアクセスが困難なため、1,000人中98名 と依然高いままです。またコンゴ紛争中に、少なくとも3万人以上の子どもたちが兵士として徴兵され、戦いに駆り出され、精神的にも肉体的にも大きな傷を負っています。教育等の機会を奪われた彼・彼女らの社会復帰も非常に大きな課題となっています。このような状況下で、地域住民は不安定な生活を余儀なくされ、地元の人々が持続的に安定した生活を再建していく為には、短期的な人道支援だけではなく、住民たちが自ら自立していくための長期的なサポートが不可欠です。

 

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2.テラ・ルネッサンスの取り組み

 

■ 自給食料を確保するための活動―食料の安全保障支援―

 

 
 

カロンゲ区域は、肥沃な土地に恵まれていながら、長年の紛争の影響で住民たちは十分な食料を確保できず、子どもたちの栄養失調は深刻な状況にあります。対象地域の12 ヵ村では、性的暴力を受けた女性や最貧困層の住民たちの現金収入が限られている中、 相互扶助(助け合い)グループを組織し、グループのメンバーが協力して自給食料を安定的に確保するための支援を行っています。

 

対象者が、共同農場で食料を生産するために、種子や農機具の供与、農業指導、輸送のサポートを行い、主食のカッサバは、2016年までにトータルで70トンを収穫することができています(190人が1年間消費する食料に相当)。

また、共同農場に食料を貯蔵したり、農機を保管しておくための倉庫を建設し、粉末機を導入し、受益者がカッサバの一次加工技術を習得しました。

 

緊急支援で食料を配布しても、数ヶ月もすれば底を尽き、結局、それだけでは、子どもに十分な食事を与えることもできません。ですが、各グループのメンバーが協力して、作業に関わり、共同農場が機能し始めたことで、 受益者が自分たちで、食料を確保・備蓄・分配できるようになり、対象の女性たちも安定的に自給食料を確保することができようになっています。

 

 

■ 収入減を確保するための活動 ―収入向上支援―

 
 

 

対象者が、共同農場で食料を生産するために、種子や農機具の供与、農業指導、輸送のサポートを行い、主食のカッサバは、2016年までにトータルで70トンを収穫することができています(190人が1年間消費する食料に相当)。

また、共同農場に食料を貯蔵したり、農機を保管しておくための倉庫を建設し、粉末機を導入し、受益者がカッサバの一次加工技術を習得しました。

 

緊急支援で食料を配布しても、数ヶ月もすれば底を尽き、結局、それだけでは、子どもに十分な食事を与えることもできません。ですが、各グループのメンバーが協力して、作業に関わり、共同農場が機能し始めたことで、 受益者が自分たちで、食料を確保・備蓄・分配できるようになり、対象の女性たちも安定的に自給食料を確保することができようになっています。

 
 
 

○紛争被害を受けた女性による洋裁ビジネス

2007年から、性的暴力を受けた女性や孤児を対象に洋裁技術訓練を行い、収入を得るサポートをしています。洋裁技術を身につけた女性たちには、ミシンの供与とともに、各グループが小さな洋裁店を開業するビジネス支援を行っています。また女性たちが毎月お金を出し合い、共同貯蓄をして、困窮したメンバーの保険金の支払い、ビジネスへの投資金として貸し出しも行い、相互に支え合う仕組みを作っています。

 


 

○元子ども兵による溶接ビジネス

2010年から、元子ども兵を対象に溶接技術の訓練を行い、溶接機材を供与して溶接ビジネスがスタートしました。また溶接店を建設し、2017年には対象地域で唯一の溶接店としてオープンし、溶接ビジネスを拡充している元子ども兵たちは順調に収入を得ています。また彼らの技術とサービスを村人たちにプロモーションする機会を作り、そのことで、より高い技術が必要な製品の受注も受けられるようになり、生活の安定につながっています。

 

その他の活動:

 

健康を維持するための活動 ―保健医療支援―

心理社会的な安定を促す活動 ―心理社会支援―

子どもの権利を守るための活動 ―子どもの保護支援―

 

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メッセージ

 

 


 

性的暴力など紛争被害にあったレベッカさん(仮名)の声です。

 

 

洋裁の訓練を受けられると聞いたときは、とても嬉しかったです。

 

妊娠をして、家にいるしかなかったとき、周囲からは差別をされ、人生は本当にひどく、辛いものでした。

 

1年間の訓練を受けて、様々な服を作れるようになりました。

 

そして洋裁の仕事でお金を稼げるようになってきて、本当に助かっています。

 

今、私の人生は変わりました。子どもを育てられるようにもなっています。教わったこの技術は、私にとって本当に意味のあるものでした。

 

私の夢は、この覚えた技術で仕事をして、人生において明日を生きて、子どもに教育を受けさせることです。

 

自分の顔も、表情も変わってきています。サポートしてもらったミシンの技術で、明日にも、自分の家が買えると思うくらい前を向いています。本当にありがとうございます。

 

私たちを差別した人もいましたが、その経験さえも、私を前に進めてくれています。

 

 
 
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