【イベント開催報告 Part1】海外駐在員+鬼丸昌也!世界をめぐるミートアップ アフリカ・カンボジア・ウクライナ・ハンガリー「激動の時代に、『平和の種の育て方』」
こんにちは!テラ・ルネッサンス啓発事業部インターンの山田です。
2025年7月7日から8月4日まで全5回にわたり、オンラインイベント【海外駐在員+鬼丸昌也!世界をめぐるミートアップ アフリカ・カンボジア・ウクライナ・ハンガリー「激動の時代に、『平和の種の育て方』」】を開催しました。
合計5回にわたりご参加いただいた方は通算で76名。平日の開催にも関わらず、大勢の方にご参加いただきました。
第1回(7/7) アフリカ―ブルンジ+ウガンダ・カラモジャの回(川島 綾香)
第1部では、ブルンジ事務所長の川島綾香が登壇し、ブルンジでのブリケット作りの事例や支援を通じて思う葛藤や喜びについてお話しました。当日はウガンダ・カラモジャ事務所から登壇しましたが、オンラインで簡単な事務所ツアーも!
参加者の皆さまの感想アンケートでは、
「論文や資料を通じてしか知識を得られなかったが、現地で活動をしている方からの生の声を聴けてすごくためになった。」
「(援助について)魚の取り方を教える、という話は一般的によく出てきますが、その後のフォローアップが必要だというお話は、なるほどと思いました。」
「川島さん自身も皆んなと同じように思い悩み、自分の信じる方に歩みを進められていることに、感銘を受け勇気をもらいました。」
といった声が寄せられました!

第2回(7/16) ウクライナ・ハンガリーの回(コーシャと田嶋)
第2回はハンガリー事務所長のコーシャ バーリン・黎と同事務所プロジェクトオフィサーの田嶋望が登壇し、ウクライナ避難民支援の最前線についてお話しました。歴史的な背景から、メディアの報道と現地の人びとの戦争に対する見方の違い、取り残された高齢者やシングルマザーのような避難民の方々の現状について説明がありました。
ウクライナの支援の最前線で起きている話に、運営にかかわっていた山田(ブログ筆者)も衝撃を受けました。
参加いただいた皆さまからも、
「ウクライナの実情がわかり本当に良かったです。」
「実際の現地の話や実情を少し知ることができました。もっと知っていこうと思います。また、何かできることをやっていこうとおもいます。」
といったコメントを寄せていただきました!

第3回 7/25(金)20:00ー21:30 カンボジアの回(津田 理沙)
第3回はカンボジア事務所から津田理沙が登壇しました。発展するカンボジアの首都プノンペンの様子や、地雷埋設地域の農村部に住む最貧困層の人々の様子と彼らへの自立支援についてなど、現地の写真を踏まえた具体的なお話がありました。折しもカンボジア=タイでの国境紛争が本格的に始まっており、質疑応答では武力衝突の状況に関する質問も多く寄せられました。
参加いただいた皆さまからも、
「本日のイベントで現在の地雷状況が聞けてとても学びになりました。」
「内戦の恐ろしさはまだ国全体で共有されているらしいこと、経済発展の中でも貧しい地域ではいまだに地雷被害や市場経済に大きく翻弄されて苦しんでいる様子を聞けて良かったです。」
といったコメントを頂いております!

平和の種を育てる
今回のイベントにご参加いただいた皆さまからは、世界情勢に対する漠然とした不安の声が多く寄せられました。
世界各地では今なお紛争が続いており、ニュースなどを通じて衝撃的な映像を目にすることも少なくありません。
だからこそ、今回のイベントでは、当会が世界各地で地道に取り組んでいる「平和の種を育てる」活動をご紹介し、それが少しでも参加者の皆さまの希望につながる機会となっていれば、うれしく思います。(Part2に続く)
文責:山田純