【ウガンダ】乾季がやってきた!〜1月のカラモジャ〜
【2025年1月 活動レポート/ウガンダ】
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【2026年1月21日のため池。池の底が一部見えている】
2026年1月現在、今では治安もかなり回復し、餓死者が出るほどの事態はすっかり収まっています。しかし私たちが活動するカラモジャ地域コティド県で多い特筆すべき病気は、栄養失調と肝臓の病気(*)。特に乾季は雨が降らず天水農業ができないため、食糧不足そして慢性的な栄養不足に陥る家庭が少なくありません。
*コティド県の人々はソルガムという穀物で作る地酒アブティアを愛してやまず、肝臓の病気にかかる方もいる。マラリアや腸チフスも多い。
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【農場の様子】
あたりが茶色い世界に覆われる中、私たちの畑には緑が広がっています。支援対象者が汗を流しながら力いっぱい耕している畑です。葉物野菜のスクマウィキやほうれん草、なす、トマトなどの野菜を育てています。これらの野菜はマーケットで販売し、虫食い等がひどくマーケットで販売できない野菜は、支援対象者の自家消費用の貴重な食糧となります。
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【話を聞かせてくれたパウリナさん】
あるグループのリーダー、パウリナさんはこう語ってくれました。
「活動に参加する前はどうやって葉物野菜を料理するのかも知らなかったし、食べたこともなかった。訓練を通して野菜やバランスよく食事することを学んでから、今は出来るだけいろんな食べ物を食べるようにしてる。子ども達が病気になる頻度が少なくなったような気がするの。もちろん今でも病気になる時はあるけど、以前より子どもも大人も強くなったと思う!」
雨季が一度しかないカラモジャ地域では、雨季の間にいかに作物を収穫し蓄えることができるか、乾季をどう生き延びるかが大きな課題です。皆さまのご支援のおかげで、灌漑農業を通して支援対象者の生活を確実に支えられるようになってきています。
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【トマトの手入れをする支援対象者】
しかし、これらの活動の全てを支援対象者自らの力だけでできるようになるためには、まだまだ課題もあります。例えば野菜の収穫や販売をした後は、必ず帳簿をつけます。150世帯の支援対象者の中には十分に読み書き計算ができる人が数名しかおらず、それを覚えるには時間がかかります。またせっかく読み書きできるようになってきた人が、結婚や様々な事情で他の地域へ引っ越してしまうこともあります。
識字教育や農業知識の伝達・定着、組合としての能力強化、やるべきことはたくさんあります。
一つ一つの課題、一人ひとりに向き合いながら、コツコツと活動を継続しています。
引き続き、カラモジャの活動を見守っていただけますと嬉しいです。
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【自家消費用の野菜を手に集合写真】
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記事執筆
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香







