【新インターン 自己紹介】インターン 高木瑞希

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【新インターン 自己紹介】インターン 高木瑞希

 

はじめまして。2021年11月より当会インターン生として勤務しています、立命館大学3回生の高木瑞希(たかぎ みずき)と申します。テラ・ルネッサンスでは、啓発事業部にて、活動ブログや動画レポートの制作等のオンライン広報を担当しております。

 

大学では心理学を専攻していて、特に幼少期のトラウマ体験が発達段階にもたらす影響とその立ち直り過程について関心をもち研究を進めたいと考えています。心理学は、国際に関する学問と直接的にはかかわりがないかもしれませんが、人間の心の動きと行動を結びつけることで、今の社会の有り様や戦争や貧困などの社会問題を客観的に考えることができる点に魅力を感じています。

 

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私は高校生の頃、学内の国際協力団体の一員として活動していました。当時の自分は、国際協力に興味があるというよりも、誰かの役に立ちたい一心で活動に取り組んでいたと思います。しかし、支援先の治安悪化により在学中の現地渡航は叶わず、日本から「継続的な支援」をいかにして進めていけるかが私たち団体の中で大きな課題となっていました。

 
そしてその後も、特に大きなアクションを起こすことができないまま、支援先と依存関係を作らず、その地域の特性や人々のパワーを生かした循環型支援をどのようにして達成できるのか、メンバーと考える日々が続きました。募金活動や活動報告を続けていく中でも、「現地のことについて何も知らない自分たちが支援を続けていていいのか」という問いが何度も頭によぎり、自身の無力さに悔しいと感じることもありました。
 
そんな中、活動の一環でワンワールドフェスティバルに参加した時に、テラ・ルネッサンスと出逢い、現地の方への技術・平和教育を通して、現地の人の力を引き出す支援の取り組みに感銘を受けました。それから、何度かテラ・ルネッサンスのイベントや活動報告会に足を運び、そこで戦争・紛争が続く地域のリアルな現状に衝撃を受けたことは今でも鮮明に覚えています。
 
結果、高校在学中は支援地の子どもたちと直接コミュニケーションを取ることはできませんでしたが、太陽光ソーラーパネルの設置やLEDランタンを寄付して学習環境を整備したり、識字率向上のために現地語のテキストを作成するなど、少しずつですが活動を前進させることができました。また、電気のない暗闇の中でも熱心勉強に励みながら、いきいきと笑顔で学校生活を送る子どもたちの姿を見て、自分のいる環境が「あたりまえ」ではないことに気づき、自分の知らない世界をもっと勉強したいと思うようになりました。
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【国際協力団体で出展した模擬店にて】

私がテラ・ルネッサンスと出逢ったのは5年前。テラルネが創設15周年の年でした。この度、創設20周年という節目の年に、インターンとして活動に携われることをとても嬉しく思っております。まだまだ未熟ではありますが、今まで私がテラルネの活動に刺激を受けてきたように、オンライン広報業務やインターンの中で学んだことを生かして、今度は自分がリアルを伝え、刺激を与える側になれるよう精進してまいります。

 

これから、どうぞよろしくお願いいたします。

 

記事執筆/啓発事業部

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