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【ウガンダ】輝く未来へ、課題を乗り越えて

【アフリカレポート/2021年6月_Topic02】


今回は、南スーダンとの国境に近いアジュマニ県で行っている「南スーダン難民居住区及びホストコミュニティにおける自立支援プロジェクト」の活動についてご報告します。
【アフリカレポート/2021年6月_Topic02】

インストラクターと訓練生がいなくなり寂しくなった施設
 

3期生の施設内での訓練は終了しましたが、それぞれの開業場所においてビジネスのフォローアップを開始しています。

 

1・2期生のフォローアップも続けて行っていますが、彼ら彼女らは開業から時間が経っているため、ビジネスを順調に進めている生徒も多い中で、課題に直面し、訓練前の元の生活に戻ってしまった受益者もいます。

 

洋裁の2期生(中央)とその子供(右)と洋裁インストラクター(左)
 

彼女は、家族との関係性に困難があり、精神的にもダメージを受け、さらに引っ越しを重ねざるを得ない日々が続いていました。自分で建てた現在の新しい家で暮らし始めてからは生活も安定し、農業で家計を支えてくれる子ども達と平穏に暮らしています。

 

写真は電話や家庭訪問を通して彼女をずっと支えてきたインストラクターが、再度ビジネスを始められるようアドバイスした時の様子です。壊れていたミシンを修理し、現在は少しずつビジネスを始めています。
 

  

↑ 新しい自転車を受け取り嬉しそうな3期生
 

こちらの写真はレンガ積み工の3期生に自転車を供与した際の写真です。

レンガ積み工は特定の作業場を持たないため、自転車が彼女たちの移動を助けてくれることと思います。


様々な問題に直面しながらも試行錯誤し、自分たちで出来る解決策を導いている彼ら彼女らの様子を見ていると、そんな彼らの自立のために何かしたいという思いが強まると同時に、自分も負けずに頑張らなくてはとやる気になります。
 

↑ 作業場でビジネスを進める木工大工の3期生
 

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記事執筆/
海外事業部インターン
野田 怜弥

 

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