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【コンゴ民】コロナ禍でも進める自立への歩み

 
 コンゴ民主共和国中央カサイ州では、2018年に行った技術訓練により、女性たちが現地で取れる果物を使ったジュースを生産しています。たくさんの人がコロナ禍で職を失ったり、生計を立てることに苦労する中、彼女たちは自力での収入向上を続けています。
 
むしろ、コロナの影響でキンシャサなどからジュースを運搬して販売していた同業者らのビジネス(コカ・コーラ等)が停滞する中で、地元の原料(パイナップル)で作る彼女たちのジュースが地元で大人気となり需要を満たしています。

↑生産したジュースとともに

さらにマンゴーとパイナップルをミックスしたジュースの販売を開始するなど、新商品も開発して頑張っています。こちらのジュースはマンゴーの季節に合わせた期間限定商品ですが、地元の人たちからは好評です。また最近は、キンシャサから仕事で来ている人たちが、彼女たちの作るパイナップルジュースを気に入って、5リットル入りのキャニスター(業務用容器)で注文してくれることも何度かありました。

↑キャニスター入りパイナップルジュース

大変な状況に変わりはありませんが、地元にある資源を活かした彼女たちのビジネスは、コロナ禍でも、レジリアントに適応しています。引き続き、彼女たちが安定して仕事を続けられるように、見守っていく予定です。
 
また、中央カサイでは石鹸作りも行っています。

↑石鹸を作っている女性

コロナ禍において、テラルネが女性たちに石鹸作りの仕事を提供し、それを買い取り、高齢者や貧困層世帯に提供してきました。しかし今では、2020年夏に自分たちで開発した香り付き石鹸の販売で収益率を上げており、テラルネの買取に頼らず自分たちの力で収入を得ることができるようになっています。
 
一方、農村部にて少人数(約5名で1グループ)で石鹸作りを行っている女性たちは、コロナ禍で資金不足に陥って原材料を購入する資金がなくなり、停滞するなどの問題が発生してしまっています。「テラルネが材料を提供→女性たちが石鹸を生産→テラルネが買取→貧困層へ配布」の仕組みで彼女たちをサポートし、資金を貯蓄して生産・販売活動を活発にすることを目指しています。

↑石鹸とピンクの香り付き石鹸

農村部の貧困層にとって石鹸を買うのはやはり大変であるため、彼女たちの石鹸の販売量が落ち込んでしまうことは避けられません。同様に付加価値の高い香り付き石鹸の販売も難しい状況にあります。諸々の課題もありますが、スタッフも知恵を絞りながら、生活再建に向けてフォローアップを続けています。
 
(報告 小川真吾)

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