【コンゴ民】コロナ禍でも進める自立への歩み
むしろ、コロナの影響でキンシャサなどからジュースを運搬して販売していた同業者らのビジネス(コカ・コーラ等)が停滞する中で、地元の原料(パイナップル)で作る彼女たちのジュースが地元で大人気となり需要を満たしています。
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↑生産したジュースとともに
さらにマンゴーとパイナップルをミックスしたジュースの販売を開始するなど、新商品も開発して頑張っています。こちらのジュースはマンゴーの季節に合わせた期間限定商品ですが、地元の人たちからは好評です。また最近は、キンシャサから仕事で来ている人たちが、彼女たちの作るパイナップルジュースを気に入って、5リットル入りのキャニスター(業務用容器)で注文してくれることも何度かありました。
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↑キャニスター入りパイナップルジュース
また、中央カサイでは石鹸作りも行っています。
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↑石鹸を作っている女性
コロナ禍において、テラルネが女性たちに石鹸作りの仕事を提供し、それを買い取り、高齢者や貧困層世帯に提供してきました。しかし今では、2020年夏に自分たちで開発した香り付き石鹸の販売で収益率を上げており、テラルネの買取に頼らず自分たちの力で収入を得ることができるようになっています。
一方、農村部にて少人数(約5名で1グループ)で石鹸作りを行っている女性たちは、コロナ禍で資金不足に陥って原材料を購入する資金がなくなり、停滞するなどの問題が発生してしまっています。「テラルネが材料を提供→女性たちが石鹸を生産→テラルネが買取→貧困層へ配布」の仕組みで彼女たちをサポートし、資金を貯蓄して生産・販売活動を活発にすることを目指しています。
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↑石鹸とピンクの香り付き石鹸