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【ラオス】養蜂職業訓練と不発弾回避教育の開始に向けて

【アジアレポート/2020年11月_Topic02】

  

ラオスにおける事業実施地である、シエンクワン県ペック郡ヨートグム地区の不発弾汚染地域の人々を対象に、2020年11月27日から12月1日までの5日間、養蜂の職業訓練を実施しました。本事業で実施する職業訓練3分野の内、裁縫とキノコ栽培に関しては本事業からですが、養蜂訓練に関しては先行事業からの継続であり、実績があります。
 
訓練開始にあたり、まずは本事業のIMC(プロジェクト管理実施委員会)の郡レベルのメンバー(ペック郡の労働社会福祉課、教育スポーツ課および農業森林課)とテラ・ルネッサンス職員が候補の村人らにインタビューを行い、訓練生を選抜しました。
  
インタビューでは、家族構成(子供の人数)や職業と収入、5日間の訓練全てに参加できるか、養蜂訓練に対する興味や訓練終了後も養蜂を継続する意思があるか等について細かく質問し、20名の村人が訓練生として選ばれました。
【アジアレポート/2020年11月_Topic02】

↑養蜂訓練生選抜のための村人へのインタビューの様子

この20名が専門家による訓練(理論の講義と実習)を5日間受講し、養蜂箱の作り方、蜂の巣から養蜂箱へ蜂を移す方法などについて学びました。訓練生には養蜂マニュアルや養蜂箱、金槌など養蜂に用いる資材が提供されました。
 
今後訓練生は養蜂を開始しますが、専門家とテラルネスタッフが定期的に村を訪れて、フォローアップをしていきます。今回の訓練は5日間でしたが、これから数ヶ月間続くフォローアップを通じて、その技術を確かなものにしていくのです。更に家計簿のつけ方やスモールビジネスの講習も行い、各自が養蜂を継続し生計向上できるように導きます。

↑養蜂の理論講義を真剣に聞く訓練生

↑養蜂実習で養蜂箱を製作する訓練生

本事業のもう一つの柱である、不発弾回避教育(MRE)では、幼い子どもたちへ、いかに不発弾が危険であることを伝えるかということが大きな課題です。
 
今回実施した不発弾に対する理解度を調べる事前テストにより、小学2年生以下の子どもたちの理解度が不十分であることが明らかになりました。それを踏まえて、ラオス不発弾処理統制機構(NRA)や県教育スポーツ局、幼稚園や保育園の先生との情報交換の機会を設け、MREに用いる教材や伝える方法についての情報収集に努めました。
 
今後、スタッフのNRAによるMRE講習参加や教育機関等からの情報収集を続けていき、教材と指導法の完成を目指します。

↑シエンクワン県教育スポーツ局と子どもへのMRE教材について協議している様子

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記事執筆/
海外事業部
飯村 浩

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