【インターン 自己紹介】インターン 吉村未菜美
皆さま、はじめまして!
2025年6月よりインターン生として活動させていただく、吉村未菜美と申します。立命館大学国際関係学部の3回生で、大学では主に環境問題について学んでいます。
環境問題と平和問題、一見するとまったく別の話に思えるかもしれません。でも私にとっては、深くつながっているテーマです。どちらも、「誰かや何かを自分より下に見る」という私たちの偏った見方が、根本にあるように思うからです。
たとえば、自然を「利用するもの」として扱ってきた結果が、環境破壊につながっている。国や社会の争いも、立場や価値観の違いから相手を下に見ることで起きているのではないか、、、というふうに感じています。
こうした考えに至ったのは、2024年8月から2025年5月までのアメリカ・ノースカロライナ州での留学経験がきっかけでした。
私が通っていた大学は、山に囲まれた小さな田舎町にありました。地元の人たちの多くはキリスト教徒で、信仰をもとに日々の暮らしの中に感謝の気持ちを大切にしていました。日々の天気、自然の静けさ、美味しいごはん、友達と笑い合える時間などです。そんな日常のひとつひとつに、心から「ありがとう」と言える姿をたくさん見てきました。
その姿を見ているうちに、「感謝とは、相手の人やもの、自然を対等なものとして捉え、尊重することによって生まれるもの」と思うようになりました。自然とも、人とも、対等な存在として向き合い、感謝をすること。これは、テラ・ルネッサンスが掲げている「簡素な生活」という考え方にもつながっている気がしています。必要以上に求めず、今あるものを大切にし、他者と調和して生きる――そんな暮らし方、考え方が大切であると感じています。
「一人ひとりに未来をつくる力がある」という言葉の通り、まずは自分自身が気づき、変わっていくことが第一歩だと思います。そして私も気づきや優しさを、今度は誰かに渡していけるようになりたいと思っています。
まだまだ学ぶことばかりですが、このインターンの活動を通して、皆さま、そして地球の力になれるよう、精一杯がんばります。
どうぞよろしくお願いいたします!
