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【夏季募金2019キャンペーン企画】『夢中になれたこと。 vol.3』

かつての”問題児”の変化、そして今、思うこと。

この企画ではキャンペーンのメインメッセージである「気がつけば、私に夢中。」にちなみ、アジア・アフリカの一人ひとりが支援を受けてどのように変化したのか、何に喜びを感じているのかを連載しています。

 

今回お話を聞いたのは、ブルンジ・元ストリートチルドレンのエリックさん(仮名)、19歳。

5年前に父親をなくしてからは、貧困のため近くの路上で水くみや薪割り、洗濯などの日雇い労働を探し、暮らしてきました。

かつての”問題児”の変化、そして今、思うこと。

そんな彼は、テラ・ルネッサンスで洋裁の訓練を受けることを選びました。仕立て屋がしているのを見たことがあるだけで、彼自身は全く洋裁の経験はなかったのですが、将来十分な収入が得られることを期待し、この訓練を選びました。


そうして訓練がはじまったものの、当初は訓練で使用しているミシンの器具をこっそりと盗んで売ったり、料理を準備してくれる人に無礼を働いたりと、スタッフ間でも「問題児」として知られていました。しかし、当会のスタッフや家族も交えた面談を行ない、謹慎処分を経た後、彼の態度は変わりました。

いまでは、ブラウスのモデルを見るだけで自分で考えて作れるようになり、お客さんからの注文を受けることにも慣れてきたそうです。洋裁が好きで、上手に服を仕立てることができたときには嬉しくて仕立てた服を自分で着て、つい踊ってしまったこともあります。

また、以前は仲が悪かった母親に対しても、食べ物を持って帰り、感謝してもらえると嬉しく感じると語ってくれました。

最終試験を20人中5位の成績で終え、グループのリーダーとして、グループをまとめてくれているエリックさん。彼がまとめているグループは、昨年度支援した洋裁グループの中でも最も高い売り上げをキープしています。

彼がこんなにも変わることができたのは、学んだ知識をしっかりと生かして収入につなげることができているからだと思います。彼自身も、過去の彼と同じような境遇にある人には少しお金を払ってでも知識を得て、路上の生活から抜け出してほしいと語ります。

彼のこれからの目標は、「洋裁で得た収入でバイクを買うこと、そして自分の家を建てること」。目標に向かい「夢中」で洋裁の仕事を頑張っている彼や、彼のような方々をわたしたちはこれからも支えていきたいと考えています。

テラ・ルネッサンスでは現在、「夏季募金キャンペーン」の呼びかけを行っています。アジア・アフリカの一人ひとりをサポートしていくために、この夏、皆さまからのご支援が必要です。夏季募金へのご協力、よろしくお願い申し上げます。


<夏季募金キャンペーンについて詳しくはこちらをご覧下さい>

https://www.terra-r.jp/kakibokin2019.html

 

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記事執筆/

啓発事業部・インターン

渡邊有衣

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