ラオス伝統式巣箱と日本の重箱式巣箱をうまく使い分けられるように

メニュー

テラ・ルネッサンス ブログ テラ・ルネッサンス ブログ


ラオス伝統式巣箱と日本の重箱式巣箱をうまく使い分けられるように

【アジアレポート/2019年1月_Topic02】

ラオスのシエンクワン県も日本同様、寒さが一層増す今日この頃ですが、養蜂シーズンは続いています。そのような中、養蜂専門家のマライペットさんがポンカム村とムアン村の各家庭を回り、巣箱をチェックしました。昨年の11月~12月にかけて設置した巣箱に、続々と蜜蜂が集まってきています。

7hk3znbt6ev4mp8ojq43-q8le4_ukh20.jpg
できたばかりの美しい蜜ろう


日本の重箱式巣箱に住み着いた蜜蜂もいれば、ラオスの伝統式巣箱やベトナム式巣箱に住み着いた蜜蜂もいました。ラオスの伝統式巣箱は、村の中で以前から使用していただけあって、蜜蜂の住み着き具合が良い一方、これから巣箱内の蜜ろうが大きくなっていくことを考えると、日本の重箱式巣箱の方が収穫しやすく、また、収穫の回数が多くなるため、蜂蜜の収穫量のアップも期待できます。

今回のフォローアップでは、今後、巣箱内の蜜ろうが大きくなっていくことを見据えて、伝統的巣箱に住み着いた蜜蜂と彼らの蜜ろうを、日本の重箱式巣箱へ移し替える作業を行いました

ga88cf7tn7cne8ty34fzpee_rv5rq5km.jpg
伝統式巣箱に根付いた蜜ろう
1hlk4s8n8hf-ma7wy1-df09wo9mzl7u8.jpg
蜜ろうが壊れないよう、そうっと移し替える様子


これから大きくなっていくであろう蜜ろうと、蜜蜂たちの働きぶりが楽しみです。


………………………………………………
記事執筆/
アジア事業部
鎌田 久美子

その他のブログを見る

2025年08月
« 2025年07月 2025年09月 »
1
  • 8/1(金)

    東明館高校「NGO海外駐在員による社会課題解決講座」を実施ー生徒たちがつかんだ“生きた問い”とは
    東明館高校「NGO海外駐在員による社会課題解決講座」を実施ー生徒たちがつかんだ“生きた問い”とは
  • 8/1(金)

    【タイ=カンボジア国境紛争】最前線で孤立した村に緊急食糧支援を──テラ・ルネッサンス活動速報
    【タイ=カンボジア国境紛争】最前線で孤立した村に寄り添う 緊急食糧支援のご報告
2
3 4
  • 8/4(月)

    【イベント開催報告】平和を願う仲間が出会い、思いをひとつに——鬼丸昌也 活動報告会&懇親会レポート
    【イベント開催報告】平和を願う仲間が出会い、思いをひとつに——鬼丸昌也 活動報告会&懇親会レポート
5
  • 8/5(火)

    【イベント開催報告 Part1】海外駐在員+鬼丸昌也!世界をめぐるミートアップ アフリカ・カンボジア・ウクライナ・ハンガリー「激動の時代に、『平和の種の育て方』」
    【イベント開催報告 Part1】海外駐在員+鬼丸昌也!世界をめぐるミートアップ アフリカ・カンボジア・ウクライナ・ハンガリー「激動の時代に、『平和の種の育て方』」
6
  • 8/6(水)

    続報【タイ=カンボジア国境紛争】最前線で孤立した村に緊急食糧支援を──テラ・ルネッサンス活動速報
    続報【タイ=カンボジア国境紛争】最前線で孤立した村に寄り添うvol2 緊急食糧支援 経過報告
7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

記事検索

メルマガに登録

> お問い合わせはこちら

メニュー閉じる