【インターン 自己紹介】インターン 山田純
はじめまして!
2025年4月より啓発事業部でインターンとして勤務しております。山田純(きよし)と申します。
早稲田大学を2025年に卒業し、9月よりスイスの国際開発高等研究所(IHEID)に進学する予定です。
大学では比較政治学を専攻し、アフリカにおける政治的な対立と紛争を主に学びました。1年間、ルワンダに留学し平和・紛争学を学び、大学院ではルワンダ・コンゴを囲むアフリカ大湖地域の紛争に関する調査・研究を行う予定です。
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留学で半年間を一緒に過ごしたブルンジ難民と南スーダンの学生。三畳ほどの部屋で一緒に暮らしながら、故郷のことや紛争について沢山のことを教えてくれた友人たちです。
大学生まで一度も日本を出たことがなく、海外に対する漠然とした好奇心があり、中学生のころ国際協力に関心を持ちました。大学では平和構築という分野に出会い、紛争が頻発する地域であるアフリカでの紛争と平和構築への関心を深めていきました。
2022年から2023年にはルワンダの私立大学で平和紛争学を学ぶ機会にも恵まれ、難民や紛争経験と共に紛争メカニズムや実践的な和解の方法について学びました。

ルワンダ南部にあるコンゴ人難民キャンプ内にて。難民として生きることの苦しさや紛争の複雑さを間近に理解すると同時に、その中にあっても生きていこうとする一人ひとりの力強さを目の当たりにしました。
私が最も強い関心を持っている地域は、30年以上も紛争が続いているコンゴ民主共和国東部です。特に2021年以降、反政府武装勢力の活動が活発化し、数百万人の避難民を出す人道危機が発生しています。コンゴ国内の政治的対立や統治の脆弱性のみならず、近隣諸国の軍事介入、紛争解決メカニズムの機能不全、鉱物資源を巡る搾取など複数の問題が絡み合っています(本当はもっと書きたいのですが割愛します)。将来は調査・研究活動を通してコンゴ紛争の情報収集・分析を通じて政策決定や実務に貢献しつつ、アフリカの若い世代を平和構築分野に送り出す働きにも携わりたいです。やりたいことだらけですが、謙虚に学んでいきたいと思います。

テラ・ルネッサンス ウガンダ事務所の門にて。
テラ・ルネッサンスでは、啓発事業部インターンとして活動させて頂いております。主にイベント準備・運営やSNS広報に携わらせてもらっています。テラ・ルネッサンスの活動理念の一つに、「私たちはあらゆることは常に変化することを理解し、あきらめずに活動し続けています。」という言葉があります。世界情勢は複雑に展開し、たとえ先が見えなさそうな状況でも、冷静にやるべきことを見据えて行動を起こしていこうとするテラ・ルネッサンスの姿勢が感じられて好きな一文です。活動理念の実現に向け、貢献していきたいと思います。
約半年間の活動でありますが、SNS広報やイベントを通して「伝える力」を蓄えたいと思います!よろしくお願いいたします!
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記事執筆 / 啓発事業部
インターン 山田純