【カンボジア】紆余曲折、農協で初めてのイベント出店!

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【カンボジア】紆余曲折、農協で初めてのイベント出店!

【2024年4月 活動レポート/カンボジア】

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4月は、カンボジア、ラオス、タイなどの仏教国ではソンクラーンという新年の時期です。
カンボジアでも、4月は1月1日の国際新年よりも重要なイベントになっており、人も街もそわそわとしだします。

そしてソンクラーンといえば、街中で行われる水かけ祭りと、数多の屋台!多くの人が州外からもやってきて、屋台を楽しみ水をかけ合います。

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【多くの人で賑わう新年のお祭り

私たちが支援する農協では、農協で製造する有機発酵液などの商品を売り込んでいかなければなりません。このような年中行事で出される屋台に出展し、農協や商品の認知度をあげて売上に繋げていくことが、農協の財政的な存続のためにもとても重要です。事業が始まったばかりの昨年はバタバタしていて、出店のチャンスを逃してしまったので、今年はなんとしても新年のお祭りに出店したい!と意気込んでいました。

3月。農協とテラ・ルネッサンスを交えたミーティングにて。大張り切りの駐在員、私。
「さぁ、今年のお正月は、商品を売り込みまくるよ!!!」

・・・。農協職員たちは顔を見合わせたのち、やがて気まずそうに言うのでした。
「お正月はせっかくお休みだし遊びたいから、出店には参加したくないです。」

あ〜〜〜!そうでした。日本の年末年始と同じように、新年はカンボジアでは一年で最大のお休み期間でもあるのです。

「そうは言ったって、農協の利益が上がらないと、今はご支援で賄っているあなたたちの給料も将来払えなくなるんですよ…?あとで代休取るとか、できるじゃない…」と、農協職員らの態度に不満爆発しかけますが、そういう私も、新年はお休みの予定なので説得力が全然ない。

ならばテラ・ルネッサンスのスタッフでシフトを組んで出店するから、なんとか農協の商品を出してみない?と話を進めることになりました。

<出店に必要な準備>
・出店にかかる経費を計算する(出店料は?資材は借りられる?)
・売り上げ目標を立てる(何をどのくらい売る?)
・イベントの出店担当者に問い合わせ、登録手続きをする

まぁこのどれも簡単には進みません。
出店料が聞く人によって違ったり、登録窓口を探し求めてたらい回しにされたり、農協の幹部は「商品が売れる」メリットよりも少しでも経費がかかることに拒否反応を示してしまったり…。最後には、乗り気50%くらいだったテラ・ルネッサンスのスタッフに「出店のコレとコレを調べてほしいんだけど…」と相談すると、「あなたが考えているよりもっともっと準備が必要なんだから!(恣意的意訳:みんな乗り気じゃないのに本当諦めないわねアンタ!)」と内部のスタッフにまで批判されてしまいました。うーん。だからその準備がどのくらい大変かまずは知りたいんだけど。怒らないで。笑

そんなこんなで、農協としてもテラ・ルネッサンスの内部でも一致団結とはいかないまま、駐在員だけがアタフタして新年の前の週になってしまいました。

これは今年も出店が難しいかな…と思っていたら、新年のお休み2日前になって、農協の幹部から「同じサムロート地域の農協が集まって出店しているところに、商品を一緒に置いてもらって、販売することにしました。」と、連絡がありました。

よく聞いてみると、農協の職員や幹部は直接出店できる人がいないが、他の農協と協働する形なら、農協から人が行かなくても商品の販売ができるため、このようにしてみよう、と農協の幹部たちで話し合ってくれたみたいです。そんなチョイスが、あったんかい。

そして前日に大急ぎで準備。
何はともあれ、新年の屋台ブースには、農協の商品が並んでいました!感激。

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【屋台のブース。サムロート地域の特産品と一緒に、農協の商品が並んでいます

事業では、新しいことに挑戦するたびに、私たちも、農協の皆さんも、わからないことが多く、一緒に試行錯誤を繰り返しています。その過程では、双方の合意を取るのが難しかったり、またそもそもテラ・ルネッサンスのスタッフ内部でも意見がまとまらないこともままあります。

今回は紆余曲折がありながらも、最後には農協の主体性、つまり農協の職員と幹部が考えて決めたやり方を尊重する形で出店ができて、今できる中では最良の結果となったのではないかと思います。私たちとしても、判断材料を探すお手伝いや諦めない姿を見せて、農協の議論と決定を促して出店ができたことは、今後新しい販売施策をたくさん予定している上で一つの自信にもなりました。(何事もギリギリなのは改善したいです。)

今後も、農協の運営能力強化支援として、一緒に考え、農協の主体性を尊重しながら、より良い方向に向かうよう、テラ・ルネッサンス カンボジア事務所も、チームとなって働きかけていきたいです。

最後に、新年の売上の報告です。
シエン(大豆の発酵食品)10缶、家畜用鉱塩 1つ。(鉱塩は初めて売れた)
総売上、18ドル。Good job!次はもっといける!

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記事執筆/

海外事業部 カンボジア事業

津田

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