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【カンボジア】地雷撤去の終わった村でのスラエ・スダウ小学校建設開始!

【アジアレポート/2022年4月_Topic01】

カンボジア王国バッタンバン州ラタナック郡にあるスラエ・スダウ小学校の3教室の校舎建設を2022年3月末から開始しました。

今回、京都橘ライオンズクラブ様からのご支援で、建設を実施しています。

急激な円安に推移したために日本円からUSドルへの両替時に差損が発生したり、現場ではガソリン代の高騰に伴う資機材費の高騰などがあり、計画していた予算を再度見直してからの建設開始となりました。

【アジアレポート/2022年4月_Topic01】

 ↑現在の校舎での授業の様子。カーテンの奥で先生は寝泊まりをしている。


3月末に建設会社と契約し、カンボジア式の起工式をして、建設会社や小学校の先生が出席して、建設時の安全とスムーズな建設が進むようにお祈りをしました。

このスラエ・スダウ小学校のある村は、2017年頃まで地雷が多く埋まっていた遠隔地域で、アクセスも悪いため、支援も入りづらいところでした。

 

↑新校舎建設工事の様子を嬉しそうに見守るスラエ・スダウ小学校の校長先生


2016年にテラ・ルネッサンスでは、ボロボロの木造の掘っ建て小屋で勉強していた子どもたちのために、3教室の校舎を建設しました。

それによって授業の質が向上し、ラタナック・モンドル郡内で1番の成績をとる子どもも、この小学校から出ました。

しかし、生徒数が100名を超えるまで増加しており、予算の関係上、教室も通常の学校よりも狭い校舎であったため、新たな教室が必要となっていました。

 

↑建設工事に従事する村人の様子(写真右)

 

また、遠隔地の小学校の問題は、校舎だけではありません。派遣されてくる先生が、生活する場がないことも大きな問題です。せっかく派遣されて来ても、先生たちが生活する場がなければ、授業を実施する以前の問題です。

 

実際、このスラエ・スダウ小学校の先生の何人かは、2016年に建設した教室の中で寝泊まりし、生活しています。

校舎の土台工事の様子


新しい校舎が完成すると、大人数の低学年の授業も実施しやすくなり、派遣されてくる先生も、旧校舎の教室を活用して生活する場が確保されます。

 

今年は、3月からよくスコールが降るようになり、学校建設現場でも、4月に入っても雨がよく降っています。そのため、資機材の一部の搬入が難しく、トラックがスタックし、村人にトラクターを出動してもらい、引っ張ってもらうこともありました。

 

新しい校舎を楽しみにしている子どもたちと先生たちのために、村人たちにも建設に協力してもらいながら、6月末までの建設完了を目指して進めていきます。

 


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記事執筆/

海外事業部アジア事業マネージャー

江角 泰

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