平和教育・地雷・小型武器・子ども兵に取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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【活動レポート#04】ウクライナ難民緊急支援

 

テラ・ルネッサンスは、3月15日にウクライナ・コンゴ危機緊急支援を開始し、3月17日と4月3日にハンガリーにスタッフ(佐々木、吉田、小川)を派遣しました。今回のレポートでは、4月7日から4月13日までの支援活動を、まとめてご紹介いたします。

 

*活動レポート#03は[こちら]から

■ウクライナ難民の状況(4月時点)

ハンガリー国境近くのウクライナ西部では、国外へ避難できていない人が未だ多く取り残されています。また、同地域は、もともとウクライナの中でも貧困地域でもあります。これまでテラ・ルネッサンスは、現地パートナーのギリシャ・カトリック教会とともに、支援した車両を使ってウクライナ現地へ入り、物資支援とニーズ調査をしてまいりました。

■4月7日から4月13日までの活動レポート

 

引き続き、ウクライナ西部やハンガリー国境地帯において、避難している難民の方への物資支援を行ってきました。また、中長期的な活動に向けた準備を開始しています。

具体的に行った支援・活動は次の通りです。

▼4月7日

3月30日に行ったウクライナ西部での支援活動に引き続き、2回目の物資支援実施の準備のため、ギリシャ・カトリック教会と入国の打ち合わせを行いました。そして、ギリシャ・カトリック教会の枢機卿と面会しました。

【ギリシャ・カトリック教会の枢機卿と打ち合わせをした際に撮った写真】


▼4月10日

国境地域のザホニーとローニヤのヘルプセンターを訪れ、物資支援・情報収集を行いました。

ハンガリーでは、国境地域を中心に多くのヘルプセンターが設置されており、その多くが政府による運営です。

こうしたヘルプセンターへ避難された難民に、弊会をはじめ、世界中から集まった支援団体やボランティアの方々が物資提供等を行っています。

テラ・ルネッサンスは累計500名分の軽食や水、チョコレートなどを、ウクライナから電車でハンガリーへ入ってきた難民たちに届ける事ができました。

【ザホニーのヘルプセンターで行った物資配布】


また、「紛争の被害に遭っているウクライナの人のために」と、ウガンダの元子ども兵が、テラ・ルネッサンスの職業訓練で身につけた技術を使ってマフラーを編んでくれました。この日は、そのマフラーを、小川がウガンダからハンガリーに持参し、無事ウクライナ難民に届けることが出来ました。

また、「紛争の被害に遭っているウクライナの人のために」と、ウガンダの元子ども兵が、テラ・ルネッサンスの職業訓練で身につけた技術を使ってマフラーを編んでくれました。この日は、そのマフラーを、小川がウガンダからハンガリーに持参し、無事ウクライナ難民に届けることが出来ました。

【ウガンダ/ウクライナ難民のためマフラーを編んでいる様子】

彼ら・彼女らは、過去に戦争に巻き込まれていた子ども達です。同じテラ・ルネッサンスの活動の中で、平和を思う気持ちが輪となり広がっていることを実感し嬉しく思います。編んでくれたウガンダからのメッセージを動画に収めました。是非ご覧になって下さい。

   

また、子ども達にはマフラーと共にウクライナ語の絵本や学習教材を寄贈しました。

避難生活が長引くことで、子ども達の教育はもちろん、文化の保護などが重要になると考えています。

【ウガンダからのマフラーを贈りました】


▼4月12日

ウクライナ西部における物資支援の必要物資を調達しました。食料を支援するにも、その保存場所、器具など食料自体以外にも必要なものがあります。具体的には、食料保存用の大型冷蔵庫3台、家具、調理器具、キッチンポイントを整備するための機材や用具を運搬しました。

【物資調達の様子】

また、追加で電子レンジや冷蔵庫、また、難民の方からの声が大きかった洗濯機も調達し配備しました。

調達をする中で明らかになったのは、食料価格の高騰が深刻なことです。中には食料調達のためにウクライナ側からハンガリーへ移動する方もいるとの事でした。

▼4月13日

スロバキアの国境付近にある商店に物資支援を行いました。この商店では、これまでウクライナから避難してきた難民のため、寝床・休憩場所を提供してきたとの事です。

そしてヒアリングの上、増設中のシャワーとトイレの建設費用の一部や洗濯機、冷蔵庫、食料などを支援しました。

【商店への資材寄付の様子】

■第二回緊急支援報告会を実施します

■第二回緊急支援報告会を実施します

5月2日(月)21時〜22時に、「第2回緊急支援報告会」を、オンラインで開催することにいたしました。ハンガリー・ウクライナで調査・支援にあたっている小川と中継を繋ぎ、刻々と情勢がかわるウクライナ難民をめぐる現状について、写真、動画を活用して、報告します。


さらに、調査の結果、テラ・ルネッサンスとして、ウクライナ難民、またはウクライナ国内に留まっている避難民へどのような支援を実施していくのか、お伝えしたいと思います。

皆様是非、ご参加下さい。


報告会の詳細・お申込はこちらから(要申込・無料)

https://forms.gle/Z2uXdbPXN1pjiqpE9

■「いのち」を守る支援にご協力ください

紛争が長期化する事が懸念される中、ニーズの変化に伴い支援の対象・内容も徐々に変わっています。食料をはじめとする物資支援を継続させる一方で、子どもたちのケア、教育、さらには長期避難を想定し生活の基盤を固める支援へと変化している事が分かりました。

難民・避難民の方々の不安な日々が続く中、私たちはこれからも難民の方々の気持ちに寄り添い、支援を通して希望の光を諦めずに照らしていきたいと思っています。

 
■「いのち」を守る支援にご協力ください


ウクライナ危機に関する連日の報道を受け、
「世界平和を目指す私達が、ウクライナの危機に行動しなくていいのか?」
「しかし、私たちの活動地でもやるべきことがある。」
と、自問する日々が続きました。
 
世界平和を使命とする私たちとして、ウクライナで危機にある「いのち」を守りたい。 そして、国際的な関心が集まる今こそ、他地域の「平和」についても、皆さまと共に考え、行動したい。 これらの想いをあわせて、ウクライナ難民の方への緊急支援と同時に、コンゴ民の危機についても支援の必要性を訴える決断をしました。
 
平和への願いを、いま世界中の人が持っています。 今こそ、「平和への願い」を結集させ、「いのち」を守ることができる。争いのない世界へ、社会を根本から変えていける、と、私たちは確信しています。

皆さまのご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。 スタッフ一同より



報告/

理事長・海外事業部長 小川真吾

(4月3日よりハンガリー派遣)

理事・大槌刺し子事業部長・政策提言推進室長 吉田真衣

(3月17日よりハンガリー派遣)

佐賀事務所職員・政策提言推進室職員 佐々木純徹

(3月17日よりハンガリー派遣)

 

執筆/

啓発事業部インターン 富山もも

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