【大槌】3.11を迎えて

今日で震災から11年。
大槌刺し子はこれまでたくさんの人と関わり、たくさんの刺し子に携わってきました。
大槌刺し子はこれまでたくさんの人と関わり、たくさんの刺し子に携わってきました。
刺し子という言葉を耳にすることも少なく、刺し子の経験者もいない中、ボランティアのメンバーと一緒にスタートした「大槌復興刺し子プロジェクト」。
今ではたくさんの方のご支援やご協力により、刺し子の伝統を学び、少しずつですが技術も身につけることができました。もちろん私たちスタッフも刺し子に関して素人でした。なので刺し子さんと一緒に講習を受けたり、個人個人で調べて刺し子の柄の刺し子方を勉強したり、一生懸命試行錯誤してきました。
そんな刺し子さんたち、趣味である洋服作りやバック作りに必ずと言っていいほど、刺し子を取り入れるようになりました。自分の刺し子に自信を持ち始め、とても身近なものに感じているようです。刺し子さんたちは作った作品をとても嬉しそうに見せてくれます。
私たちスタッフからみた刺し子さんは元気はつらつ。そのほかには、歩くのが好きな刺し子さんやお友達とのお茶会、趣味を見つけいろんなことチャレンジする姿が楽しそうでいきいきとしています。そんな元気いっぱいの刺し子さんの笑顔を見ていると、復興とともに気持ちも前へ進んでいるように見えます。
私たちスタッフからみた刺し子さんは元気はつらつ。そのほかには、歩くのが好きな刺し子さんやお友達とのお茶会、趣味を見つけいろんなことチャレンジする姿が楽しそうでいきいきとしています。そんな元気いっぱいの刺し子さんの笑顔を見ていると、復興とともに気持ちも前へ進んでいるように見えます。
まだまだ分からない部分がたくさんありますが、刺し子さんと一緒にアイディアを出し合い考えながら、大槌刺し子を元気に盛り上げ、皆さんに大槌刺し子のいい部分を見せていくことができるよう活動を続けていきたいです。

刺し子さんの想い
「これからの刺し子との関わり」
刺し子を始めたころの気持ちと今現在の気持ちの変化は、だいぶ穏やかになりました。初めてだったので夢中で刺し子をして、出来上がってくると楽しさやうれしさを感じました。それは今でも変わず楽しいと感じたからこそ続けてこれたと思っています。時には難しくてあきらめていた刺し子もあったが、これからは何回も練習してマスターしていきたいと思います。
コロナの影響でイベントもできなくなっているが、もしワークショップなどに参加できる機会があれば、いろんな場所でたくさんの人に刺し子の楽しさを教えたいと思います。そして喜んでくれたら嬉しいし、大槌刺し子のことも知ってもらえたら嬉しいです。
自分のできることは協力しながら、大槌刺し子に関わっていけたらと思います。

「この11年刺し子を通じて」
この10年の間に大槌を離れた人や高齢のために刺し子をやめていった人もいて、刺し子さんの人数も減ってきているけれど、一週間に一回の刺し子会や、刺し子の仲間と会うことをとても楽しみに通っています。
自分の趣味で洋服つくりや小物つくりにもアクセントに刺し子取り入れたり、それをお友達が見て褒めてくれたり、感動してくれるので、「刺し子のおかげだなあ」と改めて感じています。お友達にも刺し子に興味を持ってくれているので、刺し子の柄など教えたりすると、とても喜ばれます。刺し子を通じてほかの人との交流もできるのでやってて良かったと思っています。
自分の趣味で洋服つくりや小物つくりにもアクセントに刺し子取り入れたり、それをお友達が見て褒めてくれたり、感動してくれるので、「刺し子のおかげだなあ」と改めて感じています。お友達にも刺し子に興味を持ってくれているので、刺し子の柄など教えたりすると、とても喜ばれます。刺し子を通じてほかの人との交流もできるのでやってて良かったと思っています。
これからも穏やかな気持ちで刺し子や刺し子さんたちと関わり、自分のできる範囲でみんなと一緒に進んでいきたいです。
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記事執筆/
大槌刺し子プロジェクトスタッフ
黒澤 かおり
佐々木 加奈子
黒澤 かおり
佐々木 加奈子