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【ラオス】幼稚園児向けの不発弾回避教育のための事前意識調査

【アジアレポート/2021年9月_Topic02】


ラオスでは、2030年までに不発弾事故被害を限りなくゼロに近付けようという国家目標のもと、各団体が回避教育を行っています。

また、回避教育を小学校のカリキュラムに組み込む計画もあります。テラ・ルネッサンスの回避教育は、今まで他の団体が実施していなかった幼稚園児をも対象としているため、スタッフが総出で考えた幼い子ども向けの独自の回避教育が、実際にどれほどの効果があるのかを測ることは非常に重要です。

9月10〜15日、対象地域の幼稚園、小学校準備クラスおよび、小学校(1、2年生)において、回避教育前の子ども達の不発弾に対する理解度を測定する事前意識調査(プレテスト)を実施しました。

【アジアレポート/2021年9月_Topic02】

プレテストを受ける幼稚園児


一口にプレテストの実施といっても、幼稚園の場合は相手が3〜5歳ぐらいの幼い子ども達です。回避教育は紙芝居あり、歌あり、パズルありの楽しい活動ですが、プレテストは絵や写真を見て答える、地道な内容です。子ども達の集中力を持続させることは難しいため、適宜飴などを与えながらプレテストを実施しました。

幼稚園児の集中力を高めるために飴をあげる回避教育トレーナー


幼い子ども達にとっても、いくつかの写真から爆発物らしきものを選ぶことは、質問の意味さえわかれば、回答できる場合もあります。特に幼稚園児に対しては、モン族の場合はモン語で話し、何をしているのかが分かるように配慮しています。

写真を用いて、爆弾と果物が区別できるか調べているところ


更に突っ込んだ質問である、爆発物を見つけた場合の対処方法については、ハードルがぐっと上がり、回避教育前の幼稚園児が回答するのはかなり困難です。この突っ込んだ質問に子ども達が回答できるようになるかは、回避教育を続けた後の意識調査(ポストテスト)で明らかになるので、また徐々にご報告させていただきます。

シエンクワン県から不発弾がなくなる日は数百年先でしょう。でも爆発事故から身を守る智慧は、この瞬間から身につけることができるのです。スタッフは希望と愛を胸に、幼い子ども達への不発弾回避教育に取り組んでいます。

爆発物を見つけた時の対処方法は、幼い子ども達にとっては難しい


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記事執筆/

海外事業部ラオス事業

インターン 飯村浩

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