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【ウガンダ】成長し、さらに周りも巻き込む女性たち

【アフリカレポート/2021年9月_Topic02】


南スーダンとの国境に近いアジュマニ県にある難民居住区で行っている、南スーダン難民・ホストコミュニティの支援ですが、引き続き1~3期生全員のフォローアップを行っています。

9月に入ってからは講師と共に、洋裁クラスの1・2期生のワークショップや家をまわりながら現状を確認しています。

【アフリカレポート/2021年9月_Topic02】

↑洋裁クラス1期生のケビン(仮名)

ケビンはとても頑張っている受益者の1人です。特にコロナ禍は、様々な団体がマスクづくりを支援の一環で提供しており、彼女はその職人の1人に選ばれました。

先月の収入は、マスクづくりだけでなんと日本円で約3万5千円も得ていました。ウガンダ農村部の賃金の中央値が約3,900円(参考:ウガンダ全国家庭調査2016-2017年度報告書)であるため、その約9倍も得た計算になります。

ケビンはそれだけでなく、これまで8人にそれぞれ3か月の洋裁訓練を提供するなど、周りの人にもいい影響を与えてくれています。

また、洋裁に加えて新たな技術を習得した受益者もいました。

洋裁クラス1期生のサラ(仮名)

サラが手元でやっているのはかぎ編みです。日本でも趣味でやる方がいらっしゃるかと思いますが、現在パギリニア難民居住区内でも、かぎ編みがちょっとしたブームになっているようです。

住民から習ったこの技術で彼女が作っているのは、サンダルの鼻緒の部分です。

洋裁講師が自分のサンダルを使って試着

写真の糸で編まれた赤と黒のものが彼女の作品です。彼女の場合、家事もしながら約一日で両足分を完成させることが出来、日本円で600円ほどの収入を得ることが出来ます。

他の住民から教わった後自分でも練習を重ね、短時間で作ることが出来るようになったと言います。洋裁講師も「私もサラに習おうかな。作品も素敵だしいい仕事になるね!」と本気で話すほどでした。実際に彼女の周りにも興味を持つ人がいるようで、かぎ編み教室を始める予定とのことです。

彼女たちは一例で、みんな個人差はあれど自分のビジネスに加えて、周りにも影響を与えながら頑張っています。その輪が少しずつ広まり、テラルネの直接の受益者だけでなく、より多くの人が自立して生活出来るようになれば素敵だなと思います。


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記事執筆/

海外事業部ウガンダ事業

インターン 野田怜弥

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