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【カンボジア】緊急自立支援として家畜飼育訓練を実施

【アジアレポート/2021年1月_Topic01】

 

新型コロナウイルスの経済的な影響や、2020年10月にカンボジアで発生した洪水の影響で、バッタンバン州カムリエン郡で生活が厳しくなっている村人たちへの緊急自立支援を開始しています。


クラウドファンディングで多くの方からご支援をいただき、12月から支援をする対象世帯を選定し、1月には家畜の小屋や追加で購入する家畜の注文を始めました。


特に手軽に飼育できるヤギは、値段が高くなっており、また入手も難しくなっていましたが、現地スタッフたちが探し回ってくれたおかげで、提供分を確保することができました。

【アジアレポート/2021年1月_Topic01】

↑現地にある薬草や草などを活用してオーガニックな家畜飼育方法を教える現地NGO:CRDNASEの農業専門家サリー先生

そして、1月中旬からは家畜飼育訓練を始めました。ただ、12月末から国境を接するタイから帰還してきたカンボジア人から、次々と新型コロナのPCR検査の陽性者が見つかり、カムリエン地域でも見つかっていたため、感染予防を考えて、5-6人ぐらいの少人数かつオープンスペースでの訓練をすることになりました。

ロカブッス村での少人数での家畜飼育訓練の様子

 提携する現地NGOのCRDNASEの農業専門家から、ヤギ、豚、アヒルのそれぞれの飼育対象世帯の村人たちへ訓練をしてもらいました。

ヤギ小屋をプレア・プット村で組み立てる業者の様子

また、同時に注文していた家畜小屋も次々と村人たちへ届けることができました。

 

自立支援は、すぐに成果が出たり、村人たちの生活が変わるわけではありません。

しかし、これまで出稼ぎや日雇い労働による日当や換金作物の栽培にだけ依存していた村人たちが、洪水の影響で畑仕事が少なくなり、換金作物であるキャッサバが被害を受けた時でも、柔軟に対処しながら生活をしていけるように収入源を多様化していきます。

 

プレア・プット村でヤギを飼育する村人の様子

すでに、村でも家畜の飼育を家畜銀行から貸し出して、始めていた農家は、換金作物であるキャッサバが洪水で被害を受けても、家畜の収入源があることで、何とか生活ができていました。そして豚やヤギなどの家畜の値段も上がっていました。


プレア・プット村ではヤギ飼育の希望者が急増しており、家畜銀行からの貸し出す家畜が足りていませんでしたが、今回追加で購入することで、村人たちはヤギ飼育を始めることができ、とても喜んでくれました。


すでにヤギ飼育を始めていた村人たちからも、飼育のアドバイスをもらったりしながら、飼育を始めています。


時間がかかる自立支援ですが、確実に少しずつ村人たちが、隣近所で協力しながら、自立していく成果が広がり始めているところです。

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記事執筆/
海外事業部アジア事業担当
江角 泰

 

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