「新しい選択肢」とつながる場所 啓発事業部 職員 栗田佳典

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「新しい選択肢」とつながる場所 啓発事業部 職員 栗田佳典


ただいま行なっているファンクラブキャンペーンのテーマ【「社会」とつながる場所】に因み【「〇〇」とつながる場所 】と題し、テラ・ルネッサンスに関わる人々にとって「テラ・ルネッサンス」とどのような事につながりを感じているのか聞いていきます。

今回はテラ・ルネッサンス職員 栗田に聞きました。

皆さま、こんにちは。認定NPO法人テラ・ルネッサンス職員の栗田佳典です。啓発事業部に所属し、講演受付、支援連携を担当しています。特に現在は、オンラインでの講演やイベントを積極的に開催し、認知を広げる活動を行うとともに、JICA NGO等提案型プログラムの委託を受け、SDGsをつなぎ目としたセクターを超えたプラットフォームをつくる「京都SDGsラボ」の運営も担当しています。

まとめると「幅広い方々が世界とつながる接点と仕組みをつくる」これがいま私が担当している仕事です。

さまざまな出逢いと「新しい選択肢」


人生は選択の連続です。でもその選択肢はそれぞれの環境や関心によっても異なるもの。私はテラ・ルネッサンスを通じて、たくさんの新しい選択肢と出逢ってきました。子ども兵の課題を知り、テラ・ルネッサンスにインターンシップとして関わった2007年8月。

大学生だった私にとって、「アフリカに行く」「NGO職員になる」など、テラ・ルネッサンスを通じて得た出逢い、経験によって、想像もしていなかった選択肢がどんどん増え、自分自身の人生がより豊かになったと実感しています。

また、アフリカでの経験やテラ・ルネッサンスを通じた出逢いから、動物や自然の捉え方、物を無駄にしない生き方、消費者として社会への影響を考える買い物の仕方、人との接し方など今まで持っていた当たり前の基準が変わるきっかけとなりました。テラ・ルネッサンスに出逢って私は「この人生のすべての行動に『意志と責任』を持つようにしよう」そう考えるようになりました。

まさにテラ・ルネッサンスが私にたくさんの「新しい選択肢」を作ってくれたのです。

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【大学生時代、ウガンダに訪問した時の様子。】

「新しい選択肢」とつながる場所


そして今度は自分の番。私はテラ・ルネッサンスを通じて出逢う方々の「新しい選択肢」を増やす存在になりたいと思っています。「講演を聴いて、ウガンダに関心を持った。」「講演を聴いてNGO職員になりたいと思った。」「講演を聴いて、アフリカも大事だけど、日本の課題もたくさんあるので、日本の課題に対して取り組みたい。」

そんな声を聞くと私はとても嬉しいです。

 

当時小学6年生の方が、講演を聴き、マンガを書いてくれました。「募金はすぐにはできないけれど、マンガを描くことならできる」と地雷についてのマンガを描き、周りに広げてくれました。これも「新しい選択肢」につながった瞬間のひとつです。

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【講演を聞き、書いてくださった漫画】

また、海外で支援をする中でも、出逢う方々の選択肢を一つでも増やしたいと思っています。いま、自分にできることは日本国内で啓発を続け、仲間と関心を集めること、それによって一人でも多く支援を届け、現地の人々の「新しい選択肢」を増やし続けたいと思います。
 
自分の存在があることで、世界中で出逢う方々が、よりよい未来をつくっていく「新しい選択肢」がひとつでも増えたら、そう願い活動を続けています。
 

そして、これから


人と出逢う度、そこには新しい発見があり、可能性が生まれます。だからこそ出逢いたい、話したい、つながりたい、そう思っています。そして生涯、自分自身の中でもよりよい未来を作っていくための「新しい選択肢」を増やしながら、生活をしていきたいと思います。

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【初めての訪問から10年後、2018年にウガンダにて撮影】

ファンクラブキャンペーン2020実施中

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「新しい選択肢」として選んだテラ・ルネッサンスで、多くの人の「新しい選択肢」と出会うきっかけになってきた栗田。

 

彼が紡ぎ出してきた「新しい選択肢」は私たちが活動しているアジアやアフリカの支援を必要としている人々だけではなく、日本で啓発活動を通して出会った多くの人々の「より良い未来」に続いています。

 

テラ・ルネッサンスも、関わってくださるすべてのみなさまにとって、人と、社会と、つながる場所であり続けたいと考えています。その一手段として、ファンクラブ会員制度を通じて社会とのつながりを感じていただけたら嬉しいです。

 

これからもテラ・ルネッサンスが支援者の皆さまと社会をつなぎ、さらに組織として現地でよりパワーアップし安定した活動を行うために、新たにファンクラブ会員となっていただける支援者さまを200名募集するキャンペーンを現在実施しております。

 

皆さまのお力添えをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

ーーー
執筆:啓発事業部 栗田佳典
編集:啓発事業部 インターン 福井妙恵

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