【夏季募金2019キャンペーン企画】『夢中になれたこと。 vol.1』

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【夏季募金2019キャンペーン企画】『夢中になれたこと。 vol.1』

家族を自分で支えられる喜び。

皆さん、こんにちは。この度、夏季募金キャンペーン特別企画の「夢中になれたこと。」を連載することになりました。

 
 本キャンペーンテーマである「気がつけば、私に夢中。」

それにちなみ、「夢中になれたこと。」では、アジア、アフリカの方々が支援を受けてどのように変化したのか、何に喜びを感じているのかを連載していきます。
まず第一回目はウガンダでたくましく生きる女性の夢中になれたことです。

ウガンダ元子ども兵のフィオナさん(仮名)。

彼女は27歳ながら合計13人の大家族を支える女性です(夫の別の妻との子も含む)。

 

11歳の頃に徴兵された彼女は、12年間ものあいだ拘束され、水も食料も不足したつらい日々を過ごしました。

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そんな彼女は23歳で帰還し、テラ・ルネッサンスで2015年から3年間、社会復帰の支援を受けました。洋裁訓練やビジネス講習などの実践的な学びに加え、平和教育や歌、ダンスの授業などの心理的な支援も受けたことが、自立する上でとても役に立ったと話してくれました。



今は出身地のウガンダ北部で、ゴメスという伝統衣装を作る洋裁店を営んでいます。

ゴメスは様々な地域の女性グループに人気で、遠くから評判を聞いて買いに来てくれる人もいるんだとか。彼女が仕事でやりがいを感じるのは、自分の作った衣装や修理した衣服をお客さんに満足してもらえた時だそうです。支援センターで学んだことをもとに、市場のニーズに合わせ売るものや店の場所を変え、自分で考えてビジネスを発展していっています。

 
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以前とは違い、彼女の人生は大きく変わりました。自分の稼いだお金で子どもを学校に通わせることができています。石鹸を買い、病気になったら病院にも連れていくことができます。健康で長く生き、いい暮らしができていると感じているそうです。



周りのサポートを必要とする場面が減ったため、家族や兄弟は彼女のことを今では肯定してくれるようになりました。将来は子どもたちが暮らしやすくなるように土地を買い与え、教育を受けさせることが彼女の目標だそうです。

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「今、私にできることを一生懸命することが大事です。」

力強い眼差しでフィオナさんは語ってくれました。


彼女は、きっとこれからも、家族、特に子どもたちのために自分にできることを考えて実践していくのでしょう。その前向きな姿は似た状況にある元子ども兵、そして彼女のことを一番近くで見ている家族にも素晴らしい影響を与えるのではないでしょうか。

テラ・ルネッサンスでは現在、夏季募金キャンペーンを実施しています。皆さんから頂いたご支援は、フィオナさんのように厳しい経験をしながらも前を向いて一生懸命に生きる方々のために大切に使わせて頂きます。長期的な収入向上をサポートするには皆さまのお力が必要です。夏季募金へのご参加・ご支援を心よりお願い申し上げます。

夏季募金キャンペーンについて詳しくはこちらをご覧ください。

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記事執筆/

啓発事業部 インターン 

野田 歩美

 

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