【ウガンダ】自然とともに〜カラモジャ事業進捗報告〜
【2025年9月 活動レポート/ウガンダ】
こんにちは、新カラモジャ駐在員の川島です!
8月から前駐在員の田畑よりバトンを受け取りました。カラモジャ支援対象者150世帯の未来への希望が詰まったバトンです。カラモジャ事務所スタッフ一同、新たなチーム作りをしながら日々精進しています。
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【左端:前駐在員田畑、中央:カラモジャスタッフ、右端:川島】
今年の9月は雨がたくさん降りました。
予想外の大雨で貯水池が氾濫し、一部決壊もしました・・・
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【貯水池の容量を超えて流れ込んだ水が氾濫している様子】
雨は恵みです。半乾燥地帯のカラモジャ地域にとって、大きな恵みです。
しかし今月は雨が降りすぎて農場の畝が破壊されたり、作物が腐ってしまったり、予想外の出来事に見舞われた1ヶ月でした。カラモジャに来て数ヶ月の私としては、自然相手の農業の面白さと難しさを痛感する日々となりました。
その中でも9月は、初挑戦したスイカの販売を行いました!
熟れたスイカは人気があり一般市民が喜んで買ってくれました。一方で、大雨の影響か成長したものの熟さなかったスイカもあり、一部クレームをいただく結果となりました。率直なフィードバックをもらえるのは日頃の関係性あってのことです。これから何を改善していけばいいか、スタッフで反省会を実施しました。反省会の中で「今収穫しているスイカをランダムにカットして、中身が熟れているかテストしよう!」という意見が出ました。実際にカットしてみると、そのスイカに限ってとっても熟して美味しい色・・・こういうことってよくありますよね。
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【オフィスにてスイカの熟れ具合をチェック】
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【真っ赤に熟れたスイカ。甘くて美味しい】
これから支援対象者と一緒にスイカ栽培に関する話し合いを実施していきます。次はどの時期に植えるか、どのグループが栽培を希望するか、ひとつずつ話し合い決断し、実行していきます。
カラモジャ事業は3年目に入り、とうもろこし・玉ねぎ等の経験を積んだ穀物や野菜の栽培・販売はかなり安定してきています。一方で、スイカ等の新しい挑戦には失敗がつきもの。未来の成功と支援対象者の笑顔を見据えて、10月も奮闘します。
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【畑を耕す支援対象者】
引き続き、カラモジャ事業を見守っていただけますと幸いです。
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記事執筆
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香