【ウクライナ】新緑とともに進む総合福祉センターの建設
【2025年5月 活動レポート/ウクライナ】

5月に入り、ウクライナ・ザカルパッチャ州もようやく春らしい気候となってまいりました。
2023年3月から始まった総合福祉センターの建設もいよいよ3年目。資材費の高騰や戦況悪化による建設作業員の徴兵といった困難を乗り越え、新緑とともにセンターの完成が見えてまいりました。
5月で内装作業がほぼ完了し、センターの内観は建設作業開始時と比べて見違えるほど綺麗になりました。

【2023年3月の内装】

【2025年5月の内装】
6月から7月にかけては、外装の仕上げや駐車スペースの整備に入り、建設業者の工事が完了となる予定です。その後は提携団体であるギリシャ・カトリック教会と協力し、キッチン機材の搬入や、教会信者のみなさんと一緒に装飾や庭の整備を行い、9月に総合福祉センターの操業開始を目指します。

【「7月までには工事完成を目指したい」と自信をのぞかせる
建設業者代表ユルチェンコさん】
総合福祉センターがザカルパッチャ州ベレホヴェ市の2万人を超える住民の交流と癒しの場に一刻も早くなる日を夢見つつ、ラストスパートを頑張ってまいります。
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記事執筆
海外事業部 ハンガリー事務所長
コーシャ バーリン・黎