【台湾】あの事業、最近どう？啓発／ファンドレイジング事業
【あの事業、最近どう？/台湾】
期間限定で、事業をピックアップした特集記事を連載します！近年の活動を取り上げ、その背景や変遷を辿ります。今回は、台湾の啓発／ファンドレイジング事業をご紹介いたします。
これまで日本で行ってきた啓発／ファンドレイジング事業を国外でも取り組むことを目的に、2022年8月に台湾に事務所を設立しました。当会では20年以上の間、日本中で想いを伝え、世界平和を目指す仲間を増やしてきました。このムーブメントを世界中で起こしたい、そうすればもっと力強く社会を変えることができるはず。その第１歩目が台湾事務所です。
↑台湾内政部からの事務所開設の認証状をもつ駐在員
台湾では講演や学校での授業、広報活動を通じて、台湾の人々の世界の課題や国際協力に関する理解を深め、行動を変えていく平和教育や啓発事業、ファンドレイジング事業を行っています。2022年11月には、台湾の高校で国際課題への理解を深める授業を実施しました。
雲林県の国立虎尾高校の学生約30人に対し、国際課題やNGOの活動、リアルな支援現場の様子をお伝えしました。学生は「子ども兵」という台湾ではなかなか聞きなれない内容に対し、積極的に話し合いや発表をしてくれました。
授業終了後には「自分が思っている以上に深刻な問題が世界にはあることを知った」や「友人や家族と共有したい」などの声が上がりました。中には「いつかテラ・ルネッサンスの職員として、世界平和のために動きたい」という声もありました。授業を担当した香葉村は学生たちの感想を読みながら、台湾そして世界で平和教育を実施する重要性を感じたそうです。国際課題について「知ること」は何よりも大事だからです。
授業後の記念撮影
2022年12月には台湾外交部主催の「NGO Leaders Forum」に参加しました。台湾にあるNGOや国際協力に関心のある市民、関係者が集まるイベントで、今回は3回目の開催でした。
講演の様子
香葉村が中国語を使って講演を行い、台湾で私たちが実施したい啓発活動やグローバル人財育成などについて話をすることができました。参加者が熱心に耳を傾けてくださり、台湾の人々の国際協力や平和への関心度の高さを感じました。また、この登壇で台湾メディアの方々や、その他NGOの皆さんとのご縁を新たに作ることができました。
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記事執筆／
啓発事業部インターン
児玉郁美
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