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【カンボジア】村の希望を育成する次の世代への訓練を開始

【アジアレポート/2022年6月_Topic01】

【アジアレポート/2022年6月_Topic01】

カンボジア王国バッタンバン州カムリエン郡ロカブッス村で、今年度から新しい取り組みを始めました。


それは、若い世代の育成です。


4月に開催した村の住民組織のリーダーたちとも計画を確認しました。そして、5月から村にいる大学生1名と高校3年生1名に、育成訓練を開始しました。

 ↑ロカブッス村の大学生と高校生に農業技術訓練をする農業専門家

 

これまで家畜銀行から家畜飼育支援によって、村の中での収入源を確保する支援をしてきました。100世帯以上に支援してきた中で、大きな課題の一つは、家畜の感染症への対策です。

2021年10月ごろに鶏やアヒルの感染症が蔓延し、多くが死んでしまいました。また、2022年初めには、アフリカ豚熱が流行し、村のなかでの養豚をしていたいくつかの豚も感染し、被害に遭いました。

これらの感染症へのリスクと対応に対して、村のリーダーたちも懸念しており、2022年度から新しい計画として、村の若い人材への育成に力を入れることにしました。

 

↑ 村の大学生(写真右)にモデルファームでの栽培状況と土壌の状況を説明する農業専門家(写真左)


家畜の感染症や病気、怪我への対応は、迅速にする必要があり、農業専門家だけでは難しいことを、当会のスタッフのミーティングで確認していました。

そこで、再度村のなかで調査を実施し、4-5年前と違い、村の中でも高校から大学まで進学して、コロナ禍でオンラインの授業を受けている大学生もいることが分かりました。

↑村の大学生(写真右)に有機肥料の材料となるバナナの茎の刻む訓練をする農業専門家(写真左)

 

彼らは、できれば村の中で収入を得て、仕事を見つけたいと考えており、農業にも強い関心を示しています。明らかに4-5年前の村の状況とは異なっていました。

そこで、若い人材を選定し、農業専門家の持つ現地の伝統的な薬草を活用した知識や技術を伝えていく予定です。

↑農業専門家の指導で、作物の苗木を育成するポットを作る村の大学生

 

しかし、1つの地雷を撤去できれば、確実に少なくとも一人の被害者を減らすことができるという思いから、設立当初からテラ・ルネッサンスでは地雷撤去支援を続けてきました。

さらに村のモデルファームでは、まだ大きな土地があり、有機肥料、家畜飼料、家畜用の薬となる薬草の発酵液などを製作し、販売するなど、村にあるものを活用して、収入を得ていく可能性があります。

そして、それらの活動や製品を自分でSNSなどを活用して宣伝し、販売をしていくスキルも訓練する予定です。

また、ロカブッス村での活動にご期待ください。


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記事執筆/

海外事業部アジア事業マネージャー

江角 泰

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