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【ブルンジ】形は変わっても、活きる技術

【アフリカレポート/2021年2月_Topic02】


以前も
こちらでご紹介したように、ブルンジでは2018年よりストリートチルドレン、シングルマザーの方達にさまざまな技術訓練を行い、その後グループでの開業・収入向上支援を通して、安定的に収入が得られるよう、支援をしてきました。


グループで開業してからは、各グループ大小様々な困難にも直面しながらも、固定客を掴みながら、徐々に安定して収入が得られるようになってきました。

ただ、開業から時間が経つにつれて、グループでのビジネスが合わないなどの理由で、一緒に開業したグループから離れてしまう人も数名出てきました。


ここで紹介するエルネステ(仮名)もその一人です。

【アフリカレポート/2021年2月_Topic02】

支援開始当初に家庭訪問した際の様子

 

彼は、共にヘアドレッシングの技術訓練を受けた他の元ストリートチルドレンの仲間と、地元でヘアドレッシングサロンを経営していましたが、都市部の方が稼ぐことが出来るからと、開業して半年後にグループを離れ、一人で首都のブジュンブラにやってきました。

 

ヘアシェービングをするエルネステ(仮名)

 

そんな中、技術訓練を通して得た技術を生かすべく、ひとりでヘアドレッシングサロンを開業。以前に得られた収入から最低限の機材を購入し、洗髪台は購入すると高いため手作りするなど、工夫しながら、ヘアシェービングのサービスを提供しています。

エルネステ(仮名)の店舗(写真中央)

また、実際に収支を確認して店舗家賃を滞りなく支払うことが出来るよう、自ら帳簿をつけて管理しています。


現地スタッフが各グループを巡回してフォローアップをする中でも、帳簿をつけていないために実際の収支が分からず店舗家賃が払えなくなるグループもある中で、彼は個人事業だとしても自ら管理しようとしており、その姿勢に感動しました。

↑自ら管理するためにつけている帳簿

様子を見るために店舗に行った際も、ひっきりなしにお客さんが来ており、ヘアシェービングをしてもらったお客さんも、満足気に帰っていたことから、彼の腕の良さが伺えます。

今後は、今行っているヘアシェービングのサービス以外にも女性用のヘアセットを行ったり、コロナが落ち着けば、隣国タンザニアでの開業も目指しているようで、それまで地道に今の場所で収入を増やしていくと意気込んでいました。


彼以外にも、グループを離れても、技術訓練を通して身につけた技術を認められ、ヘアドレッシングサロンで雇われて仕事をしている対象者も複数います。


例え初めに一緒に開業したグループが合わなかったとしても、形を変えて、学んだ技術を通して収入を得ている姿を見ることが出来て、とても嬉しいですし、改めて、手に職があればどこでも収入が得られることを実感しました。


これからも、一人でも多くの人が学んだ技術を通して安定した収入を得られるよう、寄り添っていきます。

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記事執筆/
海外事業部アフリカ事業担当
古岡 繭

 

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