【ブルンジ】UN Womenのパートナーに!新事業を開始
【アフリカレポート/2020年12月_Topic01】
2020年10月より、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)とパートナーシップを組み、ブルンジへの帰還民や国内避難民(IDPs)の女性への収入向上支援を開始しました!
ブルンジには、2015年の政情不安などによってタンザニアなどの隣国に難民として流れた人々が、近年続々と帰国してきていることに加え、自然災害や生活困窮などによるIDPsも多くおり、土地や生活手段など、様々な課題に直面しています。
また、影響を受けた人の半数以上が女性ということで、日本の令和元年度補正予算より支援を受けたUN Womenブルンジのパートナーとして、帰還民・IDPs・これらの人々が暮らすコミュニティの女性への収入向上支援を開始することになりました。
また、影響を受けた人の半数以上が女性ということで、日本の令和元年度補正予算より支援を受けたUN Womenブルンジのパートナーとして、帰還民・IDPs・これらの人々が暮らすコミュニティの女性への収入向上支援を開始することになりました。
↑対象者たちとVSLAsの設立について話す当会スタッフ
具体的には、多くの帰還民やIDPsがいるブジュンブラルーラル県の2つの郡にて、1,000名を対象に、
①VSLA(村落貯蓄融資組合)の組織化やビジネス訓練、リーダーシップ訓練などを通して収入を得る手段を確保し、地域での自治権をより高める
とともに、
②地域のニーズに対応するコミュニティワーク(土砂災害予防のための側溝の整備など)の実施
を通じて、コミュニティの関係をより強化します。
限られた期間での事業となりますが、現時点では幸い、ブルンジでのコロナ禍による活動制限は少ないため、現地スタッフや地方自治体と共に、対象者の生活が少しでも良くなるよう、引き続きサポートしていきます。
↑コミュニティワークとして側溝整備を行う対象者たち
↑訓練の参加者たち
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記事執筆/
海外事業部
古岡 繭