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【カンボジア】地域の経済をまわすファーマーズ・マーケットをハンドオーバー

【アジアレポート/2020年5月_Topic01】

 

カンボジアのバッタンバン州ロカブッス村のファーマーズ・マーケットの部屋を5月末に増築し、村人たちへハンドオーバーしました。ロカブッス村のファーマーズ・マーケットは、2016年に村人たちの栽培する野菜や農産物を販売するために建設しました。

その後、村人たちがマーケットに住み込みながら販売していましたが、商品を盗られたりするのを恐れた村人たちは、販売するのをやめてしまいました。

 

【アジアレポート/2020年5月_Topic01】

写真:モデルファームで栽培した空芯菜をマーケットで販売するサウさん(写真右)

 そこで、2019年途中から村長さんや自警団、カムリエン郡の警察などと連携して、治安を確保しました。ファーマーズ・マーケットに部屋を作り、治安の不安定さを恐れて販売するのをやめてしまった村人たちの代わりに、テラ・ルネッサンスの現地スタッフ2名を1ヶ月交替で派遣して、農産物の販売支援をしてきました。

写真:タイからの帰還者11名を雇用して、ファーマーズ・マーケットに2部屋を建設する様子


そして、2020年に入り、マーケットの裏の土地でモデルファームの野菜栽培を拡大させたため、注目されるようになり、栽培した野菜をマーケットで販売するとともに、お客さんも増えました。また、買いにくる人だけでなく、村人たちにマーケットで販売を希望する人たちが増えてきました。

 

マーケットで販売を拡大するため、昨年の1部屋の建設をご支援してくださったNGO地雷ゼロ宮崎からのご支援をいただき、さらに2部屋の増設工事を実施することができました。

この建設作業の労働者には、3月に新型コロナウイルスの影響で、国境が封鎖されたタイの出稼ぎから帰ってきた人たちで、カンボジアで仕事がなく、生活が厳しい11名を雇用しました。一時的ではありますが、緊急的に収入を確保するという点で、村の中での仕事を提供することができました。

 

マーケットでは、まず3部屋に滞在しながら3名の村人が、カンボジアのお米のヌードル”クイティウ”、パパイヤサラダ、お粥、モデルファームで栽培する冬瓜、ヘチマ、空芯菜を始めとする農産物などを販売します。

写真:完成したマーケットで5月29日に開催したミーティングの様子
 

マーケットの部屋が完成した後の5月29日には、村長さんら村の行政や販売する村人、テラ・ルネッサンスの現地スタッフたちで、ハンドオーバーをするミーティングを開催しました。

 

マーケットで販売していくルールづくりや、管理方法などを確認しました。3人の販売をしていく村人たちは、村のなかで収入を得ていくことができ、とても喜んでくれています。

 

適宜サポートをしていく必要があると思いますが、ひとまず再び村人たちに地元の農産物を販売することで、地域の経済を回していく重要なマーケットをハンドオーバーできたことを喜びたいと思います。

  
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記事執筆/
アジア事業部
江角 泰

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