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【カンボジア】ファーマーズ・マーケット再オープン!

【アジアレポート/2019年4月_Topic03】

2016年にロカブッス村に建設したファーマーズ・マーケットを、2019年4月に再オープンしました。

村で採れた農産物を販売するためのオーガニック・マーケットとして建設し、2018年途中までは村人たちが野菜などの農産物の他、ヌードルや雑貨などを販売していましたが、ギャングが来るようになり、商品を盗られるのを心配した村人たちは、販売しなくなっていました。

これまで、治安を確保するために村の行政や自警団、カムリエン郡警察などとも協議してきました。
そこで2019年に市場は屋根だけしかありませんでしたが、お店は囲いを作り、夜は安全に滞在できるようにした上で、当会の3人のスタッフを派遣し、村人たちから農産物を購入し、マーケットで代わりに販売することで再オープンすることができました。

【 パパイヤサラダを販売する現地スタッフのサムリット・ラウさん 

 

当会スタッフは、6ヶ月間の予定でマーケットに滞在し、治安の不安に思っている村人たちの代わりに継続して販売することで、お客さんを回復させ、市場に来る人が増えた時点で村人たちへ受け渡す計画です。

すでに当会スタッフが市場で販売することを聞いた村人たちのなかには、自分もマーケットで販売したいと準備をする人も出てきました。最初は少しずつですが、4月はおかゆやチャーハン、パパイヤサラダ、野菜などから販売を始め、1日30,000リエル(7.5ドル)ほどの収入も得られる日もありました。

 

 

  朝、市場でご飯を食べるロカブッス村の子どもたち】

販売する品物は、他のマーケットと差別化を図るために、無農薬、有機栽培の農産物、村の農産物や加工品、村で栽培や生産できないものに関しては、カンボジアのその他の地域のものを販売するという原則を設けています。

カンボジアのマーケットでは、国外から入ってきた農産物がマーケットを席巻しており、カンボジアの農民たちが自分たちで栽培したものを販売できなかったり、せっかく無農薬、オーガニック栽培であっても、差別化されないために、メリットがありませんでした。

一方で、カンボジアの多くの消費者が、カンボジア産の農産物を欲しており、消費者と生産者がきちんと信頼を醸成し、カンボジアの無農薬、オーガニック栽培の農産物を販売していくことで、この市場が村人たちのお金が入ってくる場となり、またこれまでタイやベトナムなどの近隣諸国から入ってきたものを購入することで、お金が自然と流れ出ていた状況を変えることができると考えています。

 

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記事執筆/
アジア事業部
江角 泰


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