「第18回 西日本国際財団アジア未来大賞」を受賞 佐賀県の東明館高校と協働したグローバル人財育成の取り組みが評価 高校生が問題解決型学習を通して、カンボジアなどの現地で支援プロジェクトを実行

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「第18回 西日本国際財団アジア未来大賞」を受賞 佐賀県の東明館高校と協働したグローバル人財育成の取り組みが評価 高校生が問題解決型学習を通して、カンボジアなどの現地で支援プロジェクトを実行

 2023年2月15日

京都市に本部を置く認定NPO法人テラ・ルネッサンス(本部:京都府京都市、理事長:小川真吾、以下 テラ・ルネッサンス)は、第18回 西日本国際財団アジア未来大賞を受賞したことをお知らせします。
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 実践的グローバル人財育成事業のイメージ図
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東明館高校 探究コースの授業の様子


◯ 受賞の経緯、事業の取り組み

西日本国際財団アジア未来大賞はアジアとの国際交流などに貢献にした個人、団体を表彰する賞です。この度、弊会が佐賀県の東明館高校と協働で実施する「佐賀発の実践的グローバル人財育成事業」(以下、本事業)を、SDGsの目標に合致した活動への理念、継続性、相互性、自立性、教育性の観点から評価をいただき受賞の運びとなりました。

本事業は2021年9月より開始され、弊会スタッフが同校の探究コース1期生を対象に1年半(週6時間)にわたって授業を実施。PBLの手法を取り入れた授業によって学生たちは紛争など世界の課題について学び、ウガンダやカンボジアにおける具体的な支援計画を立案し、海外事務所のスタッフの協力の下、実際に現地でプロジェクトを実行しました。

なお、本賞の授賞式は3月14日(火)に福岡市内で開催予定、東明館高校の関係者をはじめ弊会スタッフも参加します。



◯ 東明館高校、探究コース1期生担任 山元祐輝先生のコメント

「本事業の特徴は机上の学習で終わらないことです。子どもたちの成長と自律した様子などから自立心と国際感覚が身についたと感じます。今後もこの取り組みを拡大してほしいです」


◯ テラ・ルネッサンス、理事・創設者 鬼丸昌也のコメント

「本質的な課題解決のためには対処の視点に立った支援活動とともに、課題が発生しないための予防の視点に立った啓発活動が重要です。その意味で、平和の担い手を育成する本事業を評価いただいた意義は大きいと感じます。今後は日本だけでなくタイや台湾などアジア地域でも展開していきたいです」

  

■ この件に関するお問い合わせ(取材)について

認定NPO法人テラ・ルネッサンス 小田起世和(おだきよと)

電 話:080-5784-7668

メール:oda@terra-r.jp(※正しくは@を2つ削除)

 

・ リリース内の用語について

・グローバル人財とは
社会課題とその背景にある社会構造に関心を持ち、世界または地域の平和構築に資する人財。
 
・PBLとは

問題解決型学習(Project Based Learning)の略称で、文部科学省によって推奨されている「アクティブラーニング」のひとつ。別名「課題解決型学習」とも呼ばれ、知識の暗記のような受動的な学習ではなく、生徒が自ら問題や課題を発見し解決する能力を養うことを目的とした教育法です。また、正しい答えにたどり着くこと自体が重要ではなく、答えにたどり着くまでの過程(プロセス)における学びそのものが大切であるという学習理論。 

・ 西日本国際財団について

公益財団法人 西日本国際財団(THE NISHI-NIPPON FOUNDATION)は、旧西日本銀行(現西日本シティ銀行)の1984年普通銀行転換ならびに創立40周年記念事業の一環として企画。本財団は諸外国、特に近隣アジア諸国との国際交流を推進することにより、国際相互理解の促進及び国際的人材の育成をはかり、国際親善と世界平和の推進に寄与することを目的としている。

 

・西日本国際財団アジア未来大賞について

原則として九州・沖縄・山口地域の小・中学校、高校・大学の学生等の活動を通して、アジアの発展及びアジアとの国際交流に貢献もしくは支援している団体および個人が対象。国際交流事業、国際相互理解と国際友好親善の促進に貢献し、なおかつ、継続性・相互性・自立性・教育性の要件を備えているかなどを総合的に検討し、2団体(個人)程度を表彰。表彰基準に照らし、最も相応しい学校・団体(個人)を候補者選考委員会、審査委員会で選定し、賞状、顕彰金および記念品を贈呈している。

 

・ 学校法人東明館学園(東明館中学校・高等学校)について

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新しい学びと高大連携・地域連携による学びが特色の学園。基本理念は「好学愛知・自律自啓」の精神であり、この精神に沿って自立して学ぶ生徒、アクティブ・ラーナーを育てている。また、基山町との包括的連携協定、立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)との教学連携を含む多彩なネットワークを持ち、それによって生徒の学習の場、活躍の場を広げている。
 
・東明館高校 探究コースとは
2020年4月からスタートした探究コースは、社会の課題を解決し、他者に貢献しようとしたり、自ら積極的に成長し多様な人と協働しながら新たな価値を創り出すという強い意志をもって、未来を生き抜くための持続的な学び、「やりたいことを形にすることができる生徒」を育てている。
http://www.tomeikan.ed.jp/quest-course 

○ 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。


名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス

所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室

URL:トップページ

理事長:小川 真吾

設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)

事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など

 
 

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