いつも応援してくださる皆さまへ
いつもテラ・ルネッサンスの活動にあたたかいご理解とご支援をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
この度は、カンボジアで農業を学ぶ貧困層の若者(訓練生)たちから、直接皆さまへ感謝の気持ちを込めたポストカードをお届けすることができ、私たちスタッフ一同、胸があたたまる想いです。
訓練生の「ワクワク」があふれた時間
ポストカードを準備する訓練生たちの目は、まさにキラキラと輝き、「誰に届くの?」と尋ねてきました。「君たちが農業の勉強したり訓練センターで生活するためのご飯とかを支援してくれている支援者さんだよ。だから君たちが一生懸命勉強して、ご飯もりもり食べて大きくなったら、支援者さんも喜ぶんだよ」と伝えると、「えー!(訓練センターに来てから)ご飯いっぱい食べてめっちゃ太ったよーーー!」と、場が明るくなるほど大騒ぎ。実際は、訓練と成長期で体力がつき、心身ともに健やかに成長している証です。遠くの日本に住む支援者さまが自分たちの成長を喜んでくれているということを知り、彼ら・彼女らは純粋な喜びと生命力に満たされていました。
「ありがとう」に込めた想い
直筆でメッセージを書いてもいいよ、と伝えると、「字がヘタだと思われたら恥ずかしいよ〜」と照れながらも、最終的には「支援者さんにお礼を伝えたい」と、一文字一文字、丁寧にメッセージを書き入れてくれました。中には日本語に挑戦する訓練生もいました。彼ら・彼女らなりに支援者さまへ想いを馳せてくれていることが、私たちテラ・ルネッサンスも嬉しかったです。
託された想いが訓練生の変化へ
この数週間、私たちは訓練生に対し、「皆さまが想いを託してくださったご寄付で訓練を受けられている」ということを繰り返し伝えてきました。
ポストカードの作業を通じて、遠いカンボジアで暮らす自分たちを、これだけ多くの方が応援してくださっていることを肌で感じたはずです。その事実は、彼ら・彼女らが「何のために学ぶのか」を深く考えるきっかけとなり、訓練に対する意識にも確かな変化が見え始めています。
皆さまからのあたたかいご支援は、訓練生一人ひとりの未来を形作る大きな力となっていることを、改めて深く実感いたしました。皆さまに心より感謝申し上げます。
今後とも、カンボジアの若者たちの自立に向けた歩みを、あたたかく見守っていただけますようお願い申し上げます。
※若者たちが学ぶ「農村リーダー育成事業」については、以下のブログをご覧ください。
https://www.terra-r.jp/blog/20250523.html
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記事執筆
啓発事業部 インターン
吉村未菜美