【11/27（日）】途上国での開発援助―ＮＧＯの 活動現場から

宗教的・民族的要因を背景とした紛争が、２１世紀の今日においてもなお多くの国、とりわけ途上国で起きています。国の政治、経済、社会の枠組みや制度を破壊するだけでなく、一般市民や子どもを戦闘に巻き込み、あるいは難民の境遇に追いやっています。紛争が今なお多発する国際社会の中で「平和構築」ということばが今までにもまして大きく注目されています。

また地震や津波などの自然災害も、途上国の人々から日々の生活の安全を奪います。災害後の緊急支援を含む災害復興支援もまた、人間の安全を確保し保障する重要な援助活動となります。

本講座では、紛争後の平和定着をはかるために、また自然災害後の復興を支援するために、いかなる取り組みがいつどのように行われたかについて、平和構築や災害復興支援の事業に直接関わってきた講師の先生方の「現場の目」を通して具体的に語られます。途上国における平和構築や災害復興支援の活動の事例について学び、人間が安全で安心して生きていくことができる平和な社会を築くために私たちに何ができるか、何をしなければならないかを考えます。

※全6回の連続講座のうちの4回目に栗田が出演します。

連続講座のため、部分的な参加でなく、全会参加をお願いします。