【新年のご挨拶】2025年の軌跡と、2026年への平和の誓い

新年あけましておめでとうございます。
認定NPO法人テラ・ルネッサンスです。
2025年、世界では紛争と分断が深まる一方で、「それでも平和をあきらめない」という皆さまの温かいご支援のおかげで、世界各地でたくさんの「平和の種」をまくことができました。
2025年のハイライトを振り返りながら、理事長・吉田と創設者・鬼丸からのメッセージをお届けします。
理事長・吉田真衣より

2026年、テラ・ルネッサンスは設立25周年を迎えます。
四半世紀にわたり、私たちは「人は変われる」「社会は変えられる」という信念のもと、現場に立ち続けてきました。
2025年は、25周年を前に、平和をどう社会へ届け、次の世代へつないでいくのかを問い直した一年でした。
困難の中でも前を向き、自らの人生を取り戻そうとする人々の姿から、私は何度もレジリエンスの力を教えられました。
今年、その長年の歩みの一つの到達点として、元子ども兵の再起を描いたドキュメンタリー映画RETURNEESが公開されます。
現場に寄り添い続けてきた時間が、社会と共有されることを、大きな希望だと感じています。
25周年の年には、京都・佐賀・東京での式典・記念イベントを予定しています。
これまでの感謝を伝えるとともに、平和を「願い」で終わらせず、ともにつくる行動へつなげていきたいと考えています。
新タグライン「願いをチカラに、平和をつくる」を胸に、2026年も、現場と社会をつなぐ歩みを進めてまいります。
創設者・鬼丸昌也より

テラ・ルネッサンスは、2026年に設立25周年を迎えます。
その歩みの中核には、20年以上にわたって続けてきた元子ども兵の社会復帰支援があります。
この長年の実践が、2025年、ドキュメンタリー映画 RETURNEES として結実しました。
元子ども兵一人ひとりの葛藤と再起の過程を、時間をかけて見つめ続けてきたからこそ描けた作品です。
これは、短期的な支援では決して成し得ない、私たちにしかできない挑戦だと感じています。
そして今、私たちはさらにその先へ進もうとしています。
ウガンダで今も武装勢力LRAに囚われている約500人の元子ども兵らの帰還を実現し、暴力によらない形で、武装勢力を内部から解体させる――平和的に1つの紛争を終わらせるという、世界で類を見ない挑戦です。
25周年となる2026年は、過去を振り返る節目であると同時に、次の25年に向けた出発点でもあります。
京都・佐賀・東京で予定している記念の場が、平和を「遠い世界の話」ではなく、自分の行動でつくるものとして考えるきっかけになればと願っています。
2025年 活動ハイライト
1–3月|自立支援の「学びの拠点」を育てる

カンボジア・バッタンバン州で、農業訓練センターの整備と人材育成が進行。
若者が滞在しながら学ぶことで、村に変化をもたらすリーダーを育てる新たな挑戦が始まりました。
2–3月|緊急下でも、子どもを守る支援を

コンゴ民主共和国東部の情勢悪化を受け、ブルンジへ逃れた「離ればなれになった子どもたち」(逃げる途中で親が殺されたりはぐれたりした)と孤児への緊急支援を実施。
子どもたちへの心のケアと生活支援を行いました。また、そうした支援を、難民の大人たちがサポートできるようトレーニングを行い、難民キャンプの中での雇用創出にもつとめました。不安定な状況下でも、命と尊厳を守る支援を続けました。
6月|戦後80年、「今、応える」ことを問いかけた夏

日本は戦後80年、平和な時間を生きてきました。 一方で世界には、紛争の中を生きる人々、「今、平和がほしい」と訴える声があります。
その姿は、80年前の私たちの父や母、祖父母と重なります。夏季募金キャンペーンでは、戦争を経験した歴史を持つ私たちだからこそ、「今、応える」行動を呼びかけました。
期間中には、台湾、タイ、カンボジア、ラオスなどアジア各国の現地スタッフから、平和を願うメッセージ動画が寄せられ、それぞれの現場からの情熱が届けられました。
7月|紛争下の命を守るため、緊急支援を届ける

タイ・カンボジア国境での紛争勃発と激化により、子どもたちを含む村人たちが飢えはじめていました。テラ・ルネッサンスはこれまで自立支援を行ってきた村や周辺地域において、速やかに233世帯へ食料支援を実施。25年間にわたり育んできた地域での信頼とネットワークが、緊急時にも生かされました。
8月|ウガンダスタディツアーを実施 支援する側・される側を越えて交流

8月には、ウガンダへのスタディツアーを実施。
元子ども兵社会復帰支援の現場を訪れ、支援の「今」を体感しました。
ツアー期間中には、3年に1度の「ドリームプラン・プレゼンテーション」を開催。
元子ども兵たちが自らの夢を語り、互いに応援し合うこの場は、「支援の先にある未来」を実感する象徴的な時間となりました。
9月|広報室新設と国際平和デーの発信

9月1日、テラ・ルネッサンスは広報室を新設、理事長の吉田真衣が室長を兼任。現地の声や現場のリアルを社会に届け、平和を自分ごととして考え、行動につなげる架け橋としての役割を強化しました。
同月11日〜21日には、国際平和デー(9/21)に向けたSNSキャンペーンを実施。
テーマは「笑顔と互いの違いの尊重」。異なる文化や背景を超えて、日常の中で違いを尊び喜びにかえる瞬間をシェアし、共感の輪を広げました。
10月|活動の源泉を言葉にした新タグライン発表

10月、テラ・ルネッサンスは、 これまでの活動における価値観を言葉にした新タグライン「願いをチカラに、平和をつくる」を発表しました。
また、設立25周年事業「Journey to Peace(ジャーニー・トゥ・ピース)」の実施を発表。
2026年に向けて、京都・佐賀・東京で周年記念の式典・イベントを行う予定であることをお知らせしました。
11月|「500名の元子ども兵 帰還プロジェクト」への挑戦

冬季募金キャンペーンを開始。
今なお武装勢力に囚われている500名の元少年兵、元少女兵らの帰還と社会復帰という、団体史上最大級の挑戦に踏み出しました。平和的に武装勢力を解体させ、紛争そのものを終わらせるという、世界に類を見ないプロジェクトが現在進行形で加速しています 。
12月|長年の活動が、ドキュメンタリー映画として社会へ

12月、ドキュメンタリー映画『RETURNEES(リターニーズ)~元子ども兵 それぞれの再起~』の 2026年2月14日公開が発表されました。
医師の中村哲さんのドキュメンタリー映画を記録した日本電波ニュース社が2年間の密着取材を経て製作。
子ども兵の問題と、20年以上にわたり一人ひとりに寄り添い続けてきた活動の意義が、映像の力によって、社会に広く届く機会となります。
会報誌『結晶母 2025年冬号』刊行
会報誌『結晶母 2025年冬号』を刊行。
紙面と文字サイズを見直し、より読みやすく、「皆さまと共に歩む」発信を心がけました。
※こちらからお読みいただけます。
https://www.terra-r.jp/data/media/20230725/media/pdf/about/kesshomo2025winter.pdf

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