【 6/27(金)@東京 】フリーランス国際協力師・原貫太×新卒アフリカ駐在員・田畑勇樹トークライブ「飢餓の大地に命の水を・真の国際援助とは」

フリーランス国際協力師・原貫太とテラ・ルネッサンスアフリカ(ウガンダ)駐在員 田畑勇樹による大好評イベント第2弾!
6/27(金)渋谷にて、国際援助の最前線を、若きエキスパートの二人が本音で語ります。
※ 原貫太さんは海外で活動中のため、オンラインで対談に参加いたします。(2025/6/2追記)
YouTube登録者約35万人を抱えるフリーランス国際協力師・原貫太氏と、京大新卒で認定NPO法人テラ・ルネッサンスの駐在員となり、食料問題が深刻なウガンダ・カラモジャで人々の自立支援に挑んだ田畑勇樹。国際援助の光と影について「ぶっちゃけトーク」が予想される為、会場のみでの実施としました。ここだけの話を、ぜひ、お聞き逃しなく!
ウガンダ北東部のカラモジャ地域は、国内でも特に開発から取り残され、深刻な飢餓と貧困に直面しています。特にコティド県では、県民の約60%が深刻な食料不足に苦しんでおり、2022年には飢餓やそれに伴う感染症などで1600人以上の命が失われました。
この時代になっても、飢餓で命を落とす人がいる。その事実に田畑は大きなショックを受けました。
「このカラモジャ地域には、広大な土地があり、肥沃な土がある。ならば、水さえあれば農業ができないわけがない。」
そう感じた田畑はサッカーコート1つ分、深さ5mの巨大貯水池を掘削。
その直後、乾燥したカラモジャの大地に雨が降り、貯水池は満杯になりました。

[たった1日の雨で満杯になった貯水池]
忍耐強く農作業に取り組んだ結果、カラモジャに住む社会的脆弱層150世帯の平均収入を1.5倍に向上させることができました。
田畑は、現地の課題だけでなく、様々な思惑が交錯する国際協力の実態を見てきました。そこには「かっこいい」イメージとはかけ離れた現実がありました。
しかし、「どんなに困難でも、平和をあきらめない。」その想いが田畑を突き動かしています。

原貫太氏はフリーランスの国際協力師として、ウガンダやコンゴ、バングラデシュ、ウクライナなど世界の各地を飛び回り、YouTubeなどを通した取材と情報発信を続けてきました。
YouTube のチャンネル登録者数は35万人以上。幅広い視聴者にむけて、貧困、紛争、児童労働などのさまざまな課題を伝えています。
平和の実現という根源的な問いに向けて
ウクライナ、コンゴ、ミャンマーなど、今も各地で紛争が続いています。世界平和の実現は夢に過ぎないのでしょうか?
原氏と田畑は、たとえどんなに困難に見える状況でも、暴力や貧困の問題に正面から取り組んできました。平和の実現という人間の根っこに関わる問いに向き合う、二人の赤裸々な思いを聞いてみませんか?

[カラモジャの子どもたち]
こんな方におすすめ
- 国際協力や平和構築に関心のある方
- テラ・ルネッサンスの活動に興味のある方
- 飢餓や貧困問題に関心のある方
- 世界の現状を知りたい方
- 社会貢献活動への参加を検討している方
- 世界で起きていることに漠然とした不安を感じている方
■ イベント開催概要
日 程 |
2025年6月27日(金) |
---|---|
時 間 |
19:00 - 21:00 |
参加費 |
一般2,000円 学生500円 |
定 員 |
50名 |
会 場 |
GOLDEN EGG インキュベーションスペース |
申し込み |
※外部サイトへ遷移します |
■ 登壇者
- 原貫太(はら かんた)/フリーランス国際協力師
1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。
フィリピンで物乞いをする少女と出会ったことをきっかけに、学生時代から国際協力活動をはじめる。大学在学中にアフリカ支援のNPO法人を設立し、新卒で国際協力を仕事にする。出版や講演、SNSを通じた啓発活動にも取り組み、2018年3月には小野梓記念賞を受賞した。
大学卒業後に適応障害を発症し、同法人の活動から離れる。半年間の闘病生活を経てフリーランスとして活動を再開。アフリカを中心に世界各地で取材を行い、国際協力の情報発信に力を入れている。YouTubeチャンネルの登録者は34万人超。主な著書に『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』『世界は誰かの正義でできている アフリカで学んだ二元論に囚われない生き方』『世界を無視しない大人になるために』などがある。
YouTube 原貫太のチャンネル:【飢餓が慢性化した地域】カラモジャ取材シリーズを視聴する>
- 田畑 勇樹(たばた ゆうき)/ 認定NPO法人 テラ・ルネッサンス ウガンダ事業 カラモジャ事務所長
6月17日初の著書販売開始!
『荒野に果実が実るまで -新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記-』 定価:1,243円(税込)
初の著作が、第22回 開高健ノンフィクション賞最終候補作(選考委員:加藤陽子、姜尚中ほか)になりました。
イベント当日サイン会実施🙌
オンラインサイトではすでに先行予約開始👀 会場でも書籍販売を行います!
1998年大阪府出身。京都大学農学部食料・環境経済学科卒業。
高校生の頃に見たテレビ番組をきっかけに、アフリカ地域に関心を持つ。大学の休学期間中に、認定NPO法人テラ・ルネッサンスでウガンダ駐在インターンを経験。その後、ルワンダの大学へ留学し平和学を学ぶなど、アフリカ地域で1年間を過ごす。2022年3月に大学を卒業し、同年4月よりテラ・ルネッサンスに新卒で入職。現在はウガンダに赴任し、駐在員として、北東部カラモジャ地域における灌漑農業を通した自立支援に従事。カラモジャでの駐在経験を綴った初著『荒野に果実が実るまで ——新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記——』が集英社新書より発売。
テラ・ルネッサンス ウガンダ事業についてのブログを読む>
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