【10/15(火)】第14回テラ・カフェin佐賀
コンゴ民主共和国 ~レアメタルがもたらす私たちと紛争の関係とは~
コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)はアフリカ大陸のほぼ中央に位置し、面積が日本の約6倍とアフリカでも2番目の面積を持ち、約6,800万人の人々がここに住んでいます。またコンゴ東部には今も手付かずの広大な熱帯雨林が広がっていて、金や銅、木材、タンタル、スズ、ダイヤモンドなど豊富な天然資源に恵まれた国でもあります。
そして、これらの豊かな資源は、ヨーロッパ人がやって来て以来、争いを引き起こす大きな要因となりました。欧米諸国が資源を奪い取るために、アフリカ人たちは都合よく利用され、無数の人々の命が奪われました。そして、複数の国や武装グループが関わり、1998年以降のコンゴ紛争では540万人もの人々が命を失いました。
しかし、この国の紛争が、周辺国を巻き込みながら、540万人以上という第二次大戦後に起きた紛争としては世界最大の犠牲者を産み出していることは、あまり知られていません。
そのため、「忘れられた紛争」とも呼ばれています。
私たちの日々の生活も、コンゴで起こっている問題と無関係ではありません。私たちが普段利用しているスマートフォンやノートパソコンなどに、紛争を生み出す原因となる”レアメタル”の一種が含まれています。
2002年に和平合意が成立されて以降も、武装勢力による襲撃や食料の略奪などにより、住民たちは不安定な生活を余儀なくされているコンゴ。特に、テラ・ルネッサンスが活動する東部地域では、紛争の影響で多くの女性や子どもたちが、過酷な環境の中で生活を強いられてきました。
今回のテラ・カフェ in佐賀では、そんなコンゴの現状について皆さまにお話しするとともに、紛争と私たちの関わりについてお伝えし、私たちに何ができるのか皆さまと考えたいと思っています。
ご参加お待ちしております!
島 彰宏(しま あきひろ)プロフィール
1989年生まれ 京都府出身 神戸大学大学院修了。
小学生のとき、曾祖父が広島の原爆で亡くなったことを知り、世界平和に興味を持つ。中学2年生のときに、沖縄戦を描いたドラマ「さとうきび畑の唄」を見て、戦争をなくしたいと強く思う。
大学院でアフリカの紛争研究をする中で、テラ・ルネッサンスの活動を知ったことをきっかけに、2017年10月から同団体職員となる。
現在は、佐賀事務所スタッフとして、日々奮闘中。
■ 第14回テラ・カフェ in佐賀 開催概要
日 程 |
2019年10月15日(火) |
---|---|
時 間 |
19:00 - 20:30( 開場 18:30- ) |
定 員 | 15名(申し込み先着順) |
参加費 |
500円 |
会 場 |
会 場:佐賀国際交流プラザ 研修室 住 所:佐賀市白山2丁目1番12号 佐賀商工ビル1F 地 図:http://www.pref.saga.lg.jp/kouryu/kiji00347751/index.html |
申し込み |
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