【ラオス】ラオス・シエンクアン・ハニーの統一パッケージ作成ミーティングの開催

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【ラオス】ラオス・シエンクアン・ハニーの統一パッケージ作成ミーティングの開催

【アジアレポート/2020年12月_Topic03】

12月30日にラオスのシエンクアン県で生産される蜂蜜のパッケージを統一するためのミーティングを開催しました。

これまでシエンクアンで養蜂支援をしていた別の団体の作成したパッケージと、テラ・ルネッサンスが養蜂事業で作成したパッケージなどいくつかの蜂蜜の製品のパッケージがありました。

 

養蜂を支援する関係者で構成するシエンクアン・ハニー・ネットワークを、現地の村人たちやトレーダーたちと作り、話し合いを重ねてきましたが、なかなか話がまとまらずにいました。

 

そこで、12月30日に政府関係者や養蜂を実施している別事業の職員、村人たちなどを招待して、ミーティングを再度実施することに。

 

テラ・ルネッサンスからは現地スタッフと、養蜂事業でパッケージのデザインをまとめてくださった長岡造形大学の板垣助教と同大学視覚デザイン学科2年生の三井琳世さんの二人にご参加いただきました。

 

参加者の多くが、昨年UNESCOの世界遺産に登録されたジャール平原にある石壺をパッケージ内のトレードマークにしたいという意見を持っていました。

 

一方で、農薬等は一切使われていない、ラオスのシエンクアンの蜂蜜。豊かな自然と共生するラオスの人たちの暮らしのもとで収穫された「自然の恵み」であることを伝えたい、と想いを持ちデザインに反映したのが、テラ・ルネッサンスが養蜂事業で製作したものでした。

 

まず、ミーティングでは、既存パッケージを参加者全員が確認することから始まりました。

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【養蜂関係の団体、関係政府機関の職員らによるミーティングにて多様な意見を出す参加者】 

ミーティングでは、さらに蜜源となる花の写真を載せたい、ハチミツの効能に関する情報を載せたいなど様々な意見で溢れました。

全ての意見はまとまるのかと不安に思う場面もありましたが、板垣助教がパッケージのデザインをつくる際のコンセプトや考え方を再度整理して説明してくださったおかげで、なんとか統一のパッケージを作る方向へ意見をまとめることができました。

数日後、会議で出たアイデアを板垣助教と三井さんがまとめた後、再度デザインした2つの案について話し合いが行われました。

そしてついに完成したパッケージデザイン。これからシエンクアンの蜂蜜として、一村一品商品として政府の登録がされる予定で準備が進められており、多くの人たちにシエンクアンの蜂蜜を認識してもらえると嬉しいです。

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【ミーティングで出た案を元に製作した2つのパッケージデザイン】

左側が長岡造形大学の三井さん、右側が板垣助教によるデザイン。このうち、右側のデザインが最終的に採用され、左側の三井さんがデザインしたものも蓋のパッケージに採用されることになりました。

 

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記事執筆/
アジア事業部
江角 泰

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