紛争や災害、コロナ禍にもくじけず自立への「一歩」を踏み出そうする人々のいま…


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2020年、ウガンダでは、新型コロナウイルス感染症拡大を抑えるための強制的なロックダウンにより、仕事を失い収入がなくなる人、庶民の足であるバイクタクシーが使えないために病院へ通えない人などが多く出てしまいました。そのため、マラリヤなど、別の治療可能な感染症で命を落とす人が増加し、家庭内暴力や虐待なども深刻化しています。そのような中で、2021年3月から6月の間に、新型コロナの新規感染者数が2,800%増加。再びロックダウンが始まりました。

 

コンゴ民主共和国では、特に東部地域において武装勢力による散発的な戦闘が続いており、2021年2月には駐コンゴイタリア大使が襲撃され死亡、4月には武装勢力による政府軍への攻撃がありました。5月にはニーラゴンゴ山(3470m、コンゴ東部)が噴火し、多くの犠牲者と避難民が出ています。

 

カンボジアでは、2020年10月の度重なる台風上陸により、10年に一度といわれる大規模な洪水が発生し、家畜や農作物に大きな被害を受けました。すでに新型コロナウイルス感染症の影響により、タイへの出稼ぎや日雇い労働で生計を立てていた人々は、収入を得る手段が著しく限定され、厳しい生活を余儀なくされていたところでした。

 


世界的な混乱を巻き起こしている新型コロナウイルス感染症による影響は、私たちが活動するアジア・アフリカでも同様に、人々の命と暮らしに大きな打撃を与えています。

 

これまで寄り添ってきた元子ども兵や地雷被害者など、貧困層・脆弱層と呼ばれる人たちの側にいると、何か危機が起きたとき、一番に影響を受け、犠牲となるのが誰なのか、まざまざと見せつけられます。

 

紛争においても、災害においても、そして、どの国においても、犠牲になるそのほとんどは、社会的に弱い立場にいる人たちです。

 



テラ・ルネッサンスは、今年で団体創設20年を迎えます。

 

この20年間、アジア・アフリカにおいて、元子ども兵や地雷被害者、難民など、紛争や災害の被害にあった人々が、傷を抱えながらも、仕事をして家族を養い、子どもに教育を受けさせ、地域の人たちと支え合いながら、自立した生活を送ることが出来るよう、支援を続けてきました。

 

 

20年の活動の中で、私たちは、たくさんの紛争被害者たちと出会ってきました。

 

・16歳で武装勢力に誘拐され、「母親の腕を切らなければ、お前も母親も殺す」と脅され、泣きながら剣を振り下ろした少年。

 

・畑を耕している時に地雷を踏み、足を失ったために仕事が出来ずに、借金が膨らみ、息子はタイへ出稼ぎへ、家族は一日一食もままならない生活になってしまった、お父さん。

 

・武装勢力による性暴力の被害に遭い、妊娠。家族から見放され、小さな子どもを抱えて一人で生きるしかなくなってしまった、シングルマザー。

 



彼ら・彼女らが、心身の傷と向き合い、自立した生活を送れるようになるまでには、長い時間がかかります。しかし、その地域で必要とされる技術を身につけ、家族や地域の人々のために役に立つ仕事をすることができれば、例え新型コロナウイルス感染症などの危機にさらされても、その影響を最小限に抑えることができます。

 

テラ・ルネッサンスは、手間と時間がかかっても、一人ひとりに寄り添った自立支援を行ってきました。



■ 難民であっても、子どもたちの教育を諦めないために。マリアさん(仮名)/南スーダン難民(ウガンダ)


家族と暮らしていた南スーダンで戦争が起こり、一家でウガンダへ逃げてきました。
南スーダンでは、庭付きの家に住んでいて、農業をして暮らしていたのですが、
難民となってからは、お金を稼ぐことが出来ず、食料支援に頼るだけの生活になってしまいました。


夫は精神的に不安定になり、毎日のように暴力を振るわれました。
コロナ禍に入り、食料支援も減り、子どもたちを学校に行かせるための
学費や学用品を用意してあげることもできません。


それでも、なんとか家族を養い、子どもたちに教育を受けさせたいと、
夫の反対を押し切り、毎日テラ・ルネッサンスの職業訓練(養豚)に通っていました。
今はビジネスをスタートしたばかりで、まだまだこれからですが、
自立に向けた一歩を踏み出しています。



マリアのように、最初は「自分には何もない」と俯いていた難民の人々も、同じ境遇の仲間と共に学び、そして実際に仕事をして収入を得る=誰かの役に立つ経験をすることで、笑顔を取り戻していきます。


心と身体に負った傷は完全に消えることはありません。しかし、傷を抱えながらも、夢を持ち、前を向いて生きることが出来るのです。

  


2004年。私が初めてウガンダを訪れたとき、この地は「ないもの」ばかりでした。

 

ウガンダでは、1962年にイギリスから独立後、何度も軍事クーデターを繰り返し、2006年に政府軍と反政府軍である「神の抵抗軍」の間で停戦合意が結ばれるまでの戦いの中で、多くの子どもたちが徴兵されました。「神の抵抗軍」は、兵力を補うために、村々を襲撃し、子どもたちを誘拐して兵士として仕立て上げたのです。

 

私は2005年からウガンダ北部に駐在し、元子ども兵の社会復帰支援を続けていますが、彼ら・彼女らの多くは、身体的な傷だけでなく、心の傷や、経済的な問題、また、近隣住民からは紛争の加害者として非難されるなど、さまざまな問題を抱えていました。

 

私が現場で目にした99%は、絶望でした。

 

それでも、活動を続けることが出来ているのは、たった1%かもしれないけれど、希望があったからです。

 

身体だけでなく、心にも深い傷を負った元子ども兵たち。施設にきた最初の頃は、自分の心を閉ざしてしまうことがほとんどです。それでも、日々の訓練を通して、そんな状況が少しずつ変化していきます。

 

「洋裁の技術を活かした仕事をしたい」

「子どもに教育を受けさせたい」

「町に出てもっと勉強がしたい」

 

笑顔でそれぞれの夢を語ってくれる人たちもいます。そんな彼ら・彼女らの「一歩」を踏み出す姿から、私たち自身も学ぶことが多いです。

 

もともと紛争や災害によってたくさんの問題を抱えている人々に対し、新型コロナウイルス感染拡大による影響は、そんな人々のささやかでも希望を持った一歩を踏みにじるような、本当に厳しく、苦しいものです。

 

私たちも、その「一歩」に寄り添い切れるのか、不安になることもあります。

 

それでも、彼ら・彼女らも、私たちも、「一歩」を踏み出し、積み重ねていくことができると、この20年間見てきた希望が、私にそう信じさせてくれます。ぜひ、その「一歩」に寄り添う支援に、寄付という形で、ご協力いただけますと幸いです。

 

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

理事長 小川 真吾


■ あなたの寄付で、できること


私たちはこれからも、例え今は絶望の中にいても、彼ら・彼女らの中にある「一歩」を踏み出す力を信じ、アジア・アフリカでの自立支援活動を続けていきます。

 

そのために、この夏、1,200万円の資金を集めています。

 

お寄せいただいたご寄付は、紛争や災害の被害を乗り越え、自立の支援を必要としているアジア・アフリカの人々をはじめ、テラ・ルネッサンスのすべての事業で、大切に活用させていただきます。

 

彼ら・彼女らが、傷を抱えながらも、踏み出す一歩を、「寄付」という形で一緒に応援していただけないでしょうか。


 



ウガンダでの活動について、

もっと深く知りたい方は▼こちら




コンゴ民主共和国での活動について、
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カンボジアでの活動について、
もっと深く知りたい方は▼こちら


■ 創設20周年を記念し、テラ・ルネッサンスの漫画を無料公開




創設期の様子を描いたマンガを、20周年を記念して、期間限定で無料公開しています。ぜひご覧ください。

https://www.terra-r.jp/icando_manga.html

■ 「ふるさと納税」で、寄付をもっと便利に!



テラ・ルネッサンスでは、2017年より「ふるさと納税」を活用した寄付ができるようになりました。通常よりも控除額が大きく、ご希望に応じた返礼品をお選びいただくことができます。ご都合のよい方法で、テラ・ルネッサンスの活動へご参加ください。
 
「ふるさと納税で寄付」のボタンから、外部サイト「ふるさとチョイス」のページへ移動します。そこから、ご希望の寄付金額(返礼品)をお選びいただくことができます。

※寄付金の控除額には一定の限度額があります。詳細は、最寄りの税務署にお問い合わせいただくほか、ふるさと納税の場合は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」をご覧ください。

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■ 金額に応じて『お返しの品』をお選びいただけます。(画像をクリックして申込ページへ)


  

  
 

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上記のほかにも、たくさんのお返しの品をご用意しています。詳しくは、「ふるさと納税で寄付」のボタンからご覧ください。
※お返しの品をご希望の方は、必ず「ふるさと納税で寄付」のボタンから、お申し込みください。

 

◎ 動画で解説!ウェブから簡単に申込み

 

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テラ・ルネッサンスでは、『クレジットカード』『銀行振込』などのお振込窓口をご用意しています。銀行振込をご希望の場合は、下記の申し込みフォーム下部にある【 銀行振込 】を選択のうえお申し込みください。郵便振込(用紙)をご希望の際は、テラ・ルネッサンスまでお問い合わせください。( 京都事務局:075-741-8786 )


■ 新型コロナウイルスによる、寄付管理業務の一部遅延について

新型コロナウイルスの影響を受け、本部事務局(京都)における就業が原則リモートワークになっています。このため、ご寄付をいただいた皆さまへのお礼状等の発送業務、およびお問い合わせなど一部対応において遅延が見込まれる状況です。お手数をお掛けいたしますが、何卒ご理解をいただけますと幸いです。

■ 応援メッセージをお寄せください


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● 2021.07.19 (M・Sさん)
今年の6月からタンザニアダルエスサラームに来ています。知り合いをつてに個人できました。来年まで滞在予定です。最近になって、コロナの感染者数が発表されたために、ダルエスサラームでもマスクをつける方がちらほら見受けられるようになりました。でも、マスクが効果的に使われているようには見えません。必要のないところでも使われているような印象です。アフリカのさまざまな国に現地の人が望む平和が訪れることを願っています。

● 2021.07.17 (K・Hさん)
先日の20周年のオンライン、楽しませていただきました。「暑いねとアフリカの友とズームイン」愚道という俳句を作りました。これからも生きている限り応援させていただきます。

● 2021.07.17 (M・Tさん)
困っている人々に救援の手を差し伸べていただいていることに人々は尊い支援に感謝されていると存じます。どうぞ私たちの代わりに温かい心を寄せてあげて下さい。日頃のご尽力に感謝申し上げます。

● 2021.07.16 (Y・Nさん)
微力ですがご支援させていただきます。

● 2021.07.15 (Y・Pさん)
古岡繭さんの友人です。活動報告いつもありがとうございます。

● 2021.07.15 (K・Nさん)
ファンクラブ会員(1853)の西脇です。テラ・ルネッサンス創設20周年おめでとうございます。 みなさんの活動からいつも感動と勇気を頂いています。僅かですが20周年をお祝いさせて頂きます。

● 2021.07.15 (S・Tさん)
奈良から応援します!

 

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