【ラオス】子どもたちの命を不発弾から守る取り組みー22村でのモニタリング開始ー
【2026年6月 活動レポート/ラオス】

ラオスの6月は、本格的な雨季の到来とともに、学校が夏休みに入る季節。

また、この時期は米の田植えシーズンで、村では農繁期を迎えます。

しかし、この時期の学校の長期休みには、私たちが抱えるプロジェクトの課題も隠れています。
ラオスの地方では、大人は水田のそばの小屋に寝泊まりして数週間〜1ヶ月、農作業を行うため、子どもたちも一緒に出かけてしまい、私たちが学校や村で実施している不発弾回避教育(EORE)に参加できる人数が少なくなってしまうのです。
さらに、本格的な雨季により、村へ続く道はぬかるみ、時には泥の海のように悪化します。村々へ車でアクセスすることもできない日もあります。

「この時期に、不発弾回避教育をしっかりと行えるのだろうか?」そんな不安もよぎる中、私たちは22の村でのモニタリング活動をスタートさせました。
私たちが伝えているのは、知識として知るだけでなく、地面に潜む「怪しいもの」を目にしたとき、好奇心で手を伸ばすのではなく、反射的に「あぶない!」と足を止める「条件反射」のスキルです。

雨で道が険しくなっても、農繁期でも、不発弾の脅威はそんなこととは関係なく、地面の下で彼らの日常を待ち構えています。だからこそ、どんな状況でもこの教育を止めるわけにはいきません。

今は、村人たちの協力に支えられ、一歩ずつ活動を進めています。

子どもたちの無邪気な笑顔を守るために、私たちができることを、一つひとつ丁寧に積み重ねていきます。
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記事執筆/
海外事業部 ラオス事業担当
岩村華子



