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カンボジア Cambodia

カンボジア

カンボジアの基本情報

カンボジアマップ
面積
181,035平方キロメートル
人口
1,710万人 (2024年国連人口基金)
首都
プノンペン
民族
人口の90%がカンボジア人(クメール人)とされている
言語
クメール語
宗教
仏教

※出典:外務省ウェブサイト

カンボジアが抱える課題

なぜ、支援が必要なのか

東南アジアに位置するカンボジアは、アンコール遺跡に象徴される豊かな文化を誇る一方、1960年代後半から約30年にわたり続いた紛争と、ポル・ポト政権による大虐殺という悲しい歴史を経験しました。
この間、カンボジア全土には「悪魔の兵器」と呼ばれる地雷が、推定400万~600万個も埋設されました。
その密度は世界一と言われています。
さらに、ベトナム戦争時の米軍による爆撃や、第二次世界大戦中の爆弾も不発弾として残り、この「負の遺産」は今なお人々の日常を脅かしています。

負の遺産

地雷被害は報告されているだけでも1979年から2025年の間に65,125名もの
被害者が出ており、その約20%は女性や子どもたちです。

出典:https://www.cmaa.gov.kh/en/documentary/monthly-report-for-december-2025-on-explosive-ordnance-accidents

地雷の問題は、深刻な貧困の連鎖も生み出しています。
収入が不安定な農村部では、借金を返すために子どもを連れて出稼ぎに行く親が後を絶ちません。
その結果、子どもたちは学校に通えず、十分な教育を受けられないまま大人になります。
教育の機会を失った彼らが、また同じように貧困に苦しむ。
地雷の撤去が進んでも、その影響は社会経済的に深く根付き、人々をこの負の連鎖から抜け出せなくしているのです。
だからこそカンボジアでは、地雷の脅威を取り除くだけでなく、その先にある「貧困の連鎖を断ち切る」ための
自立支援が、今まさに求められています。

テラ・ルネッサンスの取り組み

テラルネチーム

地雷原だった土地に、豊かな未来を耕す

テラ・ルネッサンスは設立当初から、カンボジアで地雷の被害に苦しむ人々の自立を支援してきました。
カンボジアの土地や人々が本来持っている可能性を、農業や若者リーダーの育成を通じて、自然と調和した持続可能な営みを取り戻します。

自立支援

「未来をつくるチカラ」を育む

  • 「アグロエコロジー」による暮らしの再建

    テラ・ルネッサンスでは、自然環境との調和の中で、人々の暮らしの土台そのものを再建する「アグロエコロジー(生態系農業)」という考え方を大切にしています。これは、その土地の文化や伝統、自然資源を最大限に活かし、持続可能な社会を目指す総合的なアプローチです。
    その中心的な取り組みがヤギや鶏などの家畜を貸し出し、その繁殖を通じて収入向上を目指す「家畜銀行」です。家畜の糞は畑の有機肥料となり、作物の成長を助ける。こうした自然の循環を大切にした支援を実践しています。

  • 地域の農協と共に未来を耕す

    活動地域の農業協同組合が主体となり、地雷被害者や貧困層など、最も脆弱な立場にある世帯を地域自身の力で持続的に支える仕組みを構築する支援を行っています。
    私たちが培ってきた、自然と調和した農業を目指す「アグロエコロジー」の考え方を農協の活動に導入。支援終了後も、地域の人々が自らの力で課題を解決し続けられる「自立と自治」の体制づくりを目指しています。

  • 未来のリーダーを育てる農業訓練センター

    地域の人々がより主体的に自分たちの地域に貢献し、持続可能な暮らしを築いていくために、地域の若者を育成する2025年2月に農業訓練センターを開設しました。
    地域の貧困世帯から選抜された若者が、農業技術だけでなく、リーダーシップやマーケティングなども学び、将来地域で自立的に支援を担える人財となることを目指しています。

平和構築

「安心して暮らす環境」 をつくる

  • 子どもたちの学びの機会を守る

    地雷が残っている山の麓にあるプレア・プット村。小学校に行くためには地雷の残る山を超えて行く必要があり、通学が困難な状況でした。テラ・ルネッサンスは、コミュニティに先生を派遣し、幼稚園から小学校2年生までの授業を実施しています。どんな環境に生まれても、子どもたちが学ぶ機会を奪われることのない環境づくりを支援しています。

緊急支援

国境紛争緊急支援

  • 国境紛争で孤立した村への食糧支援

    タイとカンボジアの国境地帯で武力衝突が激化した際、テラ・ルネッサンスは現地で緊急の食糧支援を実施しました。紛争により国境地帯の村が孤立し、住民は日雇いの仕事も失い、食料の入手が困難な状況に陥りました。この事態を受け、特に深刻な状況にあったプレア・プット村の最貧困世帯を対象に、命を繋ぐためのお米などの食料を届けました。

現地の想いと声

ペアクダイさん (農業学校訓練生)

STORY

村の農業に変化をもたらしたい

私はペアクダイ、16歳です。現在はバッタンバン州にある、テラ・ルネッサンスの農業訓練センターで学んでいます。ここに来る前は、中学2年生で学校を中退し、家の手伝いや日雇いのアルバイトをして毎日を過ごしていました。将来への明確な目標があったわけではありません。でも、このセンターに来て、私にはやりたいことができました。それは、半年の訓練を終えた後、故郷の村に戻って農業に「変化」を起こすことです。私の村では、換金作物の栽培が盛んなのですが、その一方で、農薬や化学肥料の使いすぎが深刻な問題になっているのです。村にいた頃は、除草剤や化学肥料ばかり使うのが当たり前でした。でも、この施設に来て初めて、自然の力を活かす「有機農法」や「コンポスト(堆肥)」の作り方を学びました。私は、ここで学んだこの「自然なやり方」を、村の人たちに伝えていきたいと強く思っています。同じ目標を持つ仲間たちと学び合う日々は、私を成長させてくれます。訓練期間は、残り半年。先生や仲間からもっと多くの知恵を吸収して、必ず故郷の村に持ち帰ります。

クン・チャイ(カンボジア事務所スタッフ)

VOICE

みなさん、こんにちは!カンボジア事務所でプロジェクト・コーディネーターを務めている、クン・チャイです。2005年からテラ・ルネッサンスの一員として活動しています。 私がこの仕事に情熱を注いでいる理由は、困難な状況にある方々の暮らしを支え、地雷原から一つひとつ地雷を取り除く活動を通じて、世界平和を実現したいと考えているからです。
私の願いはシンプルです。誰もが戦争や飢えの恐怖に怯えることなく、平和と豊かさの中で暮らせること。そして、たとえ困難に直面しても、自分の力で再び立ち上がる力(レジリエンス)と主体性を持って、自らの人生を歩んでほしい。そう心から願っています。
また、この「平和を創る」という仕事を通じて、私自身の家族を養えていることにも、深い感謝と大きな誇りを持っています。
いつも私たちの活動を温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。

あなたも、平和の担い手になりませんか。

あなたのご支援が、一人ひとりの未来をつくるチカラになります。

小学校に通う子ども

1,500円の寄付で…

地雷の影響を受ける地域の子どもたちが1ヶ月間学校に通うことができます。

繁殖用のヤギ

10,000円の寄付で…

生計向上を目指す家族に繁殖用のヤギを1頭提供することができます。