【カンボジア】牛飼育支援を通して醸成する信頼と協力体制の構築
【2026年6月 活動レポート/カンボジア】

こんにちは。カンボジア事務所の江角です。
2026年から韓国のNGO、The Right Handsとの協働で実施している牛銀行のプロジェクト。The Right Handsの創設者のジェイソンとカンボジア事業担当のヒュンジーの2名が、6月17日-19日にカンボジアを訪問してくれました。
今月は、その様子をご報告いたします。
お互いを知るワークショップを実施
6月18日に、牛の貸し出しを開始しているバッタンバン州サムロート郡の25世帯にバイトーン農協の事務所にきてもらい、The Right Handsとワークショップを実施しました。
実際に牛飼育農家とやりとりすることの多い農協と牛飼育世帯は、初めてThe Right Handsのジェイソンたちと対面しました。
お互いにどういう人たちがやっているのか、どんな思いでやっているのかを知るのは、とても重要なことです。
農協の職員たちが、積極的に関わって牛銀行を回してくれていることに、ジェイソンたちも喜んでくれており、お互いの顔を対面で見れて、とてもいい機会になりました。

3者が協力した平和をつくる活動
ワークショップの後は、実際に牛を飼育している世帯を周り、飼育状況を確認しました。
牛を貸し出してから、食欲がない牛や皮膚の病気の牛なども数頭報告があり、これまで農協の獣医の知識を持つ職員が、治療を施してきました。
問題をできるだけ早く見つけて、対処することが、とても重要になります。
飼育世帯の中には、まだ配布した蚊帳を牛小屋に設置していない世帯や、牛小屋の中の糞が溜まり、衛生環境の良くない世帯もいたため、アドバイスをしました。
物を配布したり、アドバイスしたりするだけでは、実際に牛飼育世帯が100%実施することはないため、必ずモニタリングを定期的に実施する必要があります。
ジェイソンは、韓国で牛の飼育に関しての資格も持っており、丁寧に1世帯ごとに寄り添って、アドバイスをしてくれていました。
テラ・ルネッサンス、農協、The Right Handsとそれぞれ違う団体が協力して、一つの活動を実施していくことは難しさもありますが、お互いの強みを活かしてカンボジアの脆弱世帯の生計を支援し、平和をつくる活動を一緒に実施できることに、とても嬉しく思います。

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記事執筆/
海外事業部 カンボジア事業
江角泰



