【カンボジア】牛飼育訓練を実施
【2026年5月 活動レポート/カンボジア】

こんにちは。カンボジア事務所の江角です。
2026年4月に韓国のNGOとの協働で、バッタンバン州サムロート郡で牛銀行のプロジェクトを開始しました。5月に25世帯への牛の貸し出しが完了し、牛飼育訓練を実施しましたので、その様子をご報告いたします。
貸し出した牛の状態
4月後半から5月前半にかけて、2回に分けて、雌牛を購入し、対象の25世帯へ貸し出すことができました。
しかし、牛の値段が高騰していたため、既に一度出産したことのある雌牛を購入する計画はあきらめ、乳離れしてまだ数ヶ月しか経っていない雌牛を購入することになりました。
購入するときは、病気がないか、問題がないか細心の注意を払って、牛を選定し、輸送しました。
しかし、貸し出しをしてから数日してすぐに、牛銀行を管理する農協の職員へ連絡がきました。
「牛が草を食べない」というのです。そこで、農協職員が家を訪問して、獣医にすぐ来てもらい、虫下し用の薬を注射してもらうなどの治療をしました。
しばらくすると、また別の世帯からも、同じような症状で連絡が入り、同様の治療をすることになりました。

地雷被害者の牛飼育世帯プリアップ・ヒム氏に牛小屋に設置する蚊帳を配布
牛飼育訓練の実施
このような牛の脆弱な状況の中で、本来であれば6月に予定されていた牛の飼育訓練を早め、5月12-13日に実施することにしました。
農業専門家が、牛の基本的な飼育で気をつけること、牛の主な感染症とその症状、給餌をする時に特に注意する点などを、訓練しました。
最後の餌をあげる際の実践的な方法は、実演も交えて、分かりやすく実施してくれました。
25世帯全員が、参加してくれ、関心の高さがうかがえたのが、とても嬉しいことでした。。
引き続き、牛の飼育状況をモニタリングしながら、牛飼育世帯のサポートをしていきます。
対象地域では、雨も降り始め、餌となる草も多く生えてきましたので、牛たちも元気に、大きく育ってくれることを祈っています。

農業専門家から牛飼育訓練を実演で受ける飼育対象世帯
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記事執筆/
海外事業部 カンボジア事業
江角泰



