【 4/25(木)オンライン 】台湾地震の被害に加え、元々の脆弱な状況をも克服する支援を~台湾地震緊急支援報告会~
台湾で4月3日午前、東部沖を震源とするマグニチュード(M)7.7の強い地震が発生しました。花蓮県を中心に多数の死傷者が出ているほか、複数の建物が倒壊したり、道路が寸断されたりするなど、大きな被害が出ています。
このたびの台湾東部で発生した地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。
テラ・ルネッサンスは、被災された皆さまの安全と一日でも早い復興を微力ながら支援するため、台湾NGO「社團法人國際泰朗全球會(テラ・ルネッサンス台湾)」と協力し緊急支援活動を開始。4月5日に寄付を募るためのクラウドファンディングを立ち上げ、4月18日現在まで、170名以上から約200万円の寄付をいただいています。
〈クラウドファンディングはこちら〉:https://for-good.net/project/1000708
4月12日から、弊会スタッフ(佐々木 純徹/事務局長、香葉村 萌/台湾事務所長)が被災地である花蓮県を訪問。現地で支援活動を行う芥菜種會に協力を依頼し、被害状況を視察しました。
結果、主にインフラ復興等を行う政府や自治体への寄付は集まっていますが、人々の生活支援を行うNPOへの寄付はあまり集まっていないことが分かりました。
(財團法人基督教芥菜種會のCEO(事務局長)から話を聞く佐々木(写真中央)と香葉村(写真左))
その中でも、特にタロコ峡谷の山岳地帯の原住民、タロコ族が観光業を営む地域は地震の被害が大きく、タロコ国立公園は無期限で閉鎖される事態となっています。
タロコ峡谷は、花蓮県にある有名な観光地です。今回の地震で、タロコ峡谷の幹線道路は断絶し、また小さな道路は壊滅状態で、復旧には10年かかると見込まれています。政府は費用のその高額さから、復旧の是非を検討している状況です。
(タロコ族の男性への聞き取り調査の様子)
タロコ族は、農業や観光業で生計を立てていますが、元々平均所得が低く、台湾社会の中では脆弱な人々として支援の対象とされています。今回の地震の影響により、今後観光業による収入が断たれることから、さらに厳しい生活を強いられることが見込まれます。
そのため、単純な緊急支援ではなく、復旧・復興後の生活を見据えた自立支援が必要です。
そこで芥菜種會は、伝統工芸や農業、地鶏飼育などの職業訓練を実施し、多様な収入源を確保することにより、地震の被害だけでなく、元々の脆弱な状況も克服し、自立した生活を目指す支援活動を行うことになりました。
アジアやアフリカ、ウクライナで紛争や災害の被害を受けた方々の自立支援を行ってきたテラ・ルネッサンスは、このプロジェクトに深く共感し、資金提供による協力を行うことを決定しました。
加えて、月に1〜2回の頻度で現地の状況を確認し、本プロジェクトに対してテラ・ルネッサンスのこれまでの経験や知見を元にしたアドバイスや協力なども検討しています。今後、現地視察や関係者との協議を行い、支援活動の詳細な内容を検討していく予定です。
本イベントでは、現地を直接訪問した弊会スタッフ2名(佐々木 純徹/事務局長、香葉村 萌/台湾事務所長)が登壇。
現地の状況や今後の支援活動について報告します。
ぜひご参加ください。
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◎こんな人にオススメです
・台湾地震の被災地の最新情報を知りたい人
・日本からできることを考えたい人
・台湾の被災地の方々に寄り添いたい人
・社会課題解決、国際協力に関心がある人
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■イベント概要
●日 程:2024年4月25日(木)
●時 間:20:00 – 21:00(開場:19:50-)
●参加費:無料
●定 員:100名
●会 場:オンライン(zoom)
●申 込:※外部サイトへ遷移します
■登壇者プロフィール
佐々木 純徹(事務局長/国際運動推進部長)
立命館大学法学部卒業。元陸上自衛官(1等陸尉)。陸上自衛官時代(2015年)、南スーダン国連PKOミッション(UNMISS)のためウガンダ共和国、南スーダン共和国で勤務。その際、アフリカの「紛争と平和」の現状を目の当たりにし、国際協力、平和構築に強い関心を抱く。
陸上自衛隊退職後、タイのマヒドン大学大学院での紛争の影響を受けた地域における人権・平和構築に関する研究を進める中で、ミャンマーにおける「子ども兵」の社会復帰の問題を専門に研究。
アジア・アフリカの紛争の影響を受けた人々の自立支援を行うテラ・ルネッサンスの活動を知り、その理念と活動内容に感銘を受け、2020年7月からテラ・ルネッサンス佐賀事務所スタッフとして勤務開始。主に九州・佐賀県での啓発活動、グローバル人財育成事業、国際運動推進部の活動に従事している。2023年11月より、事務局長/国際運動推進部長。
香葉村 萌(国際運動推進部 台湾事務所長)
台湾大学逢甲大學卒業。大学在学中に、中国語語学学校の創業メンバー及び中国語教師として活動し、延べ200人以上の生徒を受け持つ。「問題に対して目を背けることが出来るって1つの特権だ」という友人の一言に衝撃を受け、社会課題・国際協力に興味を持つ。2022年11月から、テラ・ルネッサンス台湾事務所スタッフとして勤務開始。

