アドボカシー・調査研究 Advocacy & Research
「現場の声」を、「世界を変える力」へ。
社会の仕組みを変えるための、挑戦。
活動の理由
なぜ、アドボカシー・調査研究が必要なのか
目の前で苦しんでいる人々を支える「直接支援」は、私たちの活動の根幹です。しかし、どれほど支援を続けても、なぜ紛争は終わらないのか。なぜ子どもたちが兵士にされる悲劇が繰り返されるのか。その背景には、個人の力だけでは変えられない社会の構造や国の政策、不条理な国際ルールといった「仕組み」の問題が横たわっています。
例えば、私たちが手にする携帯電話やPCに使われる鉱物が、遠い国の紛争を長引かせる資金源になっているかもしれません。私たちの暮らしと、世界の課題は、決して無関係ではなく、つながっています。
だからこそ私たちは、現場での支援活動とともに、課題を広く社会に伝え共感の輪を広げる「啓発活動」、そして根本原因にアプローチし社会の仕組みを変える「アドボカシー・調査研究」に取り組んでいます。この3つが一体となることで、はじめて社会変革のうねりが生まれ、「すべての生命が安心して生活できる社会」の実現へ近づくことができると、私たちは信じています。

テラ・ルネッサンスの取り組み
支援の最前線から、政策決定の場へ
テラ・ルネッサンスは、世界各地の支援活動で得られた知見や、現場で生きる人々の声を、国内外の政策決定者や市民社会に届けるためのアドボカシー(政策提言)・調査研究活動を行っています。現場のリアルな経験に基づいた提言こそが、社会を動かす力になると信じて活動しています。
活動の2つの柱
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1. アドボカシー(政策提言):社会を動かす声を届ける
私たちは、国内外の様々なネットワークや専門家と連携し、支援の現場で得られた知見や、そこに暮らす人々の声を、政府や国際社会に届けています。コンゴの紛争を助長する紛争鉱物問題や児童労働の解決に向けた政策提言を行い、現場の声を政策に反映させるための活動を続けています。
※テラ・ルネッサンスは、児童労働ネットワーク(CL-Net)の運営委員として活動しています。 -

2. 調査研究:現場の学びを、社会と共有する
私たちは、支援活動の成果や課題を客観的に分析・評価し、そこで得られた知見を報告書や論文としてまとめています。国際会議や学会での発表を通じて、現場での実践から得られた学びを広く国内外の市民社会や実務者と共有。私たちの経験が、より効果的な国際協力の発展に繋がるよう、知識の体系化と発信に努めています。
著書・論文等一覧
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小川真吾
- 【著書】
- 『ぼくは13歳、職業、兵士』(合同出版) (2005年)
- “Abduction, fear and pain, Survivors –Women Affected by Gun Violence Speak out”, IANSA - International Action Network on Small Arms’, Susanna Kalitowski ed., Abduction, fear and pain, p.4 (2006年)
- 『ぼくらのアフリカで戦争がなくならないのはなぜ?』(合同出版) (2012年)
- 【論文】
- 「複合的危機下における生計支援とレジリエンス向上に関する一考察」『立命館国際地域研究』第61号 、立命館大学(2026年)
- 【研究発表・討論・委員歴】
- 国際開発学会第15回春季大会、「脆弱な人々に対する援助アプローチに関する一考察―ウガンダ北部における元子ども兵の 社会復帰を事例として―」(2014年)
- 日本平和学会2020年秋季研究集会、大会テーマ「ポストコロナ時代における地球平和実現に向けての多元的取組」、部会6・討論:「アフリカにおける「下からの」自立支援」(2020年)
- 内閣府男女共同参画局「令和2年度アジア・太平洋、アフリカの女性交流事業」「令和2年度 アジア・太平洋、アフリカの女性に対する暴力の調査研究及び研修・交流プログラムの企画・ 運営に係る業務検討委員会」検討委員(2020年9月~2021年3月迄)
- 文部科学省「大学の世界展開力強化事業」日本アフリカ高度専門人材育成支援委員 (2020年)
- 【賞歴・非常勤講師・招待講演歴】
- 上智大学 非常勤講師 (2015年~2019年)
- 招待講演:一橋大学、京都大学、横浜市立大学、日本大学、三重大学、宮崎大学、大学院大学至善館、立命館大学、立教大学、明治大学、上智大学、神戸市外国語大学、京都女子大学、奈良女子大学、大阪経済法科大学、桜美林大学、龍谷大学、立命館アジア太平洋大学、他
- 第19回中曽根康弘賞 優秀賞
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江角泰
- 【著書】
- 『ラオスからのメッセージ』(発行:テラ・ルネッサンス)、漫画:西原大太郎、デザイン:小田起世和 (2013年)
- 【研究発表】
- 東南アジア学会第103回研究大会、オンライン「アグロエコロジー的農業への転換の有効性と課題〜カンボジア・バッタンバン州を事例として」、(2021年)
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吉田真衣
- 【著書】
- 『いとなみを取り戻す――大槌刺し子と学んだ、「ちょうどいい」を目指す働きかた』(英治出版) (2023年)
- 【論文】
- 「下からの平和構築」に関する一考察 ―LRA紛争を事例に―」 第73巻 第3号(2025年5・6月号)、拓殖大学(2025年)
- ’Embedded Dysfunction: The Formation Process of U.S. Conflict Minerals Regulation’ (2026年執筆・未発表)
- 【研究発表】
- 日本平和学会2020年度秋季研究集会、大会テーマ「ポストコロナ時代における地球平和実現に向けての多元的取組」、部会6・報告:アフリカにおける「下からの」自立支援、「脆弱国家の人々に対する草の根支援からの一考察−コンゴ民における紛争被害女性に対する支援を事例に−」(2020年)
- その他
【ブルンジ事業報告】 - 事業成果調査報告書『ブルンジにおける社会的弱者のレジリエンス向上 ー8年間の自立支援事業の成果・教訓ー』
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