コンゴ Congo
奪われた尊厳を、未来を生きる力へ
コンゴの基本情報

- 面積
- 2,345,000平方キロメートル
- 人口
- 9,901万人 (2022年世界銀行)
- 首都
- キンシャサ
- 民族
- 200以上の民族(大多数がバントゥー系)
- 言語
- フランス語(公用語)、リンガラ語、スワヒリ語、チルバ語、キコンゴ語等
- 宗教
- キリスト教(80%)、イスラム教(10%)、その他伝統宗教(10%)
コンゴが抱える課題
なぜ、支援が必要なのか
広大な国土と豊かな鉱物資源に恵まれたコンゴ民主共和国。しかしその資源が、皮肉にも終わりの見えない紛争の火種となっています。
1990年代から続く紛争は「アフリカ大戦」とも呼ばれ、これまでに600万人以上が犠牲になったと言われる第二次世界大戦以降最悪の紛争です。その大きな原因が、携帯電話やコンピューターなどの電子機器に不可欠な鉱物資源(紛争鉱物)をめぐる武装勢力の資金獲得です。彼らは鉱山を違法に支配し、住民を強制労働させたり、通行税を取るなどして得た資金で戦闘を続けています。


この紛争の中で、最も弱い立場にある女性や子どもたちは深刻な人権侵害に晒されています。特に、見せしめやコミュニティの破壊を目的とした性暴力は凄惨を極め、多くの女性が心と体に深い傷を負っています。また、子どもたちが武装勢力に「子ども兵」として徴兵される事例も後を絶ちません 。
紛争によって故郷を追われた国内避難民は600万人以上にのぼり、人々は貧困と暴力の恐怖の中で生きています。
紛争の構造的な原因に立ち向かうと共に、傷ついた人々が尊厳を取り戻し、
自らの手で平和な未来を築くための支援が、この地では急務となっています。
テラ・ルネッサンスの取り組み
絶望に寄り添い、尊厳ある明日を拓く
紛争と性暴力は、人々の心から尊厳や未来への希望を奪い去ります。テラ・ルネッサンスは、職業訓練や心のケアを通じて、一人ひとりが失いかけた自信と尊厳を取り戻し、自らの手で「尊厳ある明日を拓く」支援をしています。
「安心して暮らす環境」をつくる
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緊急支援紛争激化による避難民への物資支援 (コンゴ東部・南キブ州)
2025年2月以降、コンゴ民主共和国東部で反政府武装勢力(M23)の侵攻が激化し、多くの住民が家を追われました 。この深刻な人道的危機を受け、テラ・ルネッサンスは現地で緊急支援を実施しました 。
戦闘から逃れ、負傷するなどして地域の病院に避難してきた人々は、食料も衛生用品もない厳しい状況に置かれていました 。この事態を受け、特に困難な状況にあった紛争被害者を対象に、命と尊厳を守るための食料や衛生用品などを届ける緊急支援を実施しています。
「未来をつくるチカラ」を育む
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紛争下でも尊厳ある暮らしを営むために(南キブ州)
コンゴ東部にある南キブ州は現在も多くの人々が終わりの見えない紛争の影響を受けながら生活をしています。テラ・ルネッサンスでは、まず命を守るための緊急支援を行うと同時に、中長期的な自立支援にも取り組んでいます。特に、性暴力の被害を受けた女性を中心に、例え紛争下であっても自分の力で生活し、尊厳ある暮らしを営むことができるように活動をしています。
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紛争後の社会で、女性たちと希望を育む(中央カサイ州)
中央カサイ州では、2016年に勃発した紛争によって100万人以上が家を追われ、深刻な人道危機に陥りました。大規模な紛争が落ち着いた後も、ダイヤモンドをめぐる対立が続き、地域に不安定な状況をもたらしています。テラ・ルネッサンスでは、この紛争によって家族を失ったり、性暴力の被害を受けた女性たちを対象に職業訓練を通じて、彼女たちが再び立ち上がるためのサポートしています。また、市場建設やクリニック支援によって、かつて対立していた村の人々が自然と交流を促し、草の根レベルでの和解を育む場づくりを行っています。
現地の想いと声
マロイさん
大火傷と家族の喪失を乗り越えて。
今、私は人生で一番幸せです。
7歳の時、私の村は武装グループに襲われました 。父と3人の弟妹が目の前で亡くなり、私も火の中に投げ込まれ、右手に大火傷を負いました。母は50kgもの炭を担いで険しい山道を歩くような過酷な労働を続け、私を育ててくれました。
18歳の時、「いつか母を楽にさせ、幼い弟や妹を養いたい」と決意し、テラ・ルネッサンスの洋裁訓練に参加しました。1年間の訓練を終えて仲間と店を開き、今では月50ドルの収入で家族全員を支えています。そして仕事を通じて夫と出会い、結婚が決まりました。指輪を手に「今が人生で一番幸せ」と報告できたことを、母も涙を流して喜んでくれました。
トシャ・マギー
(アフリカ事業コーディネーター)
アフリカでのプロジェクトに20年携わり、紛争地で尊厳を奪われた女性や子供たちの支援を続けてきました。印象深いのは、性的暴行などで絶望の中にいた女性たちが、約1年半の伴走を経て再び未来を信じ、夢を描き始める姿です。まずは空腹を満たし、心身を整えること。そこから彼女たちは再び「自分の人生を、自らの意志で歩む権利」を取り戻していきます。地域で平和に暮らす彼女たちの姿こそが、私の最高の幸せです。
この活動は、私個人の価値観にも変化をもたらしました。「多くのものを持たなくても人は幸せになれる」ということ、むしろ「より少ないもので満足し、幸せを感じられる人々がいる」ということを、彼女たちから日々教わっています。最終目標は、すべての子どもが紛争地ではなく学校におり、食事や医療を受けられる世界の実現です。協力し合えば、変化を起こすことは可能です。彼女たちから学んだことを胸に、これからも平和を築く挑戦を続けます。
あなたも、平和の担い手になりませんか。
あなたのご支援が、一人ひとりの未来をつくるチカラになります。

1,000円の寄付で…
マラリア治療薬を一人分支援することができます。

10,000円の寄付で…
最貧困層及び紛争被害を受けた子どもの、学費一年分を支援することができます。
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