【ブルンジ】IOM Burundiとの協働プロジェクトが完了
【2026年1月 活動レポート/ブルンジ】

ノートルダム世界適応力指数(ND-GAIN Index)という、「ある国が気候変動に対してどれほど脆弱か」と「それに対処するための準備がどれほど整っているか」の2つの側面から世界の国々をランク付けした指標があります。ブルンジは187カ国中173位となっており、気候変動に国の対策が追いついていない現状があります(日本は19位)(ND-GAIN, 2023)。ここ数年は、毎年3-4月頃になるとタンガニーカ湖が氾濫し、湖周辺が冠水被害に見舞われ住民が避難するのが恒例の出来事のようになってしまっています。
こうした背景を踏まえて、2025年度はIOM Burundiと共に、洪水被害にあった人々への尊厳回復キット500個の配布を実施してきました。(詳細は2025年9月月次レポート参照)

尊厳回復キット配布の様子
こちらは日本政府補正予算から資金をいただいて実施してきた活動です。先日1月29日に完了報告会が開催され、プロジェクトも完了となりました。

左から3番目:弊会プロジェクトコーディネーター ディオメッデ、4番目:在ブルンジ日本大使館 森口書記官
ブルンジは、長年にわたる内戦や政変の傷跡を抱え、隣国ルワンダとは異なり国際社会の関心が薄い中、歴史を積み重ねてきました。現在も燃料不足や高インフレが日々の国民の生活を圧迫し、気候変動による自然災害や、2025年2月のコンゴ民東部の紛争の影響で数万人規模のコンゴ難民流入もありました。こうして記述しはじめると、キリのないような課題が山積し、また世界全体が混沌としているようにも思います。そんな中でもブルンジに生きる人々は、悲観しすぎることもなく希望を抱きすぎることもなく、淡々と自分にできることをしながら日々を積み重ねている印象を受けます。
そうして懸命に生きるブルンジの人々を見るたびに、私自身「今自分にできること」を積み重ねることの大切さを感じます。
テラ・ルネッサンスはこれからも現地の人々に寄り添い、たしかな一歩を一緒に歩み続けていきたいと思います。引き続き、ブルンジの様子もぜひ見守っていただけますと幸いです。

元気いっぱいに働くブルンジのシングルマザー達
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記事執筆/
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香



