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活動レポート Report

【動画】【武装勢力LRAによる悲劇と、元子ども兵が直面する「帰還」への壁】

武装勢力 LRA(神の抵抗軍)は、ウガンダ北部で数十年にわたり活動してきた武装勢力です。その過程で多くの子供が誘拐され、子ども兵となることを強制されました。一番の被害者であるはずの子供たちが、人々への虐殺行為を強いられ、加害者という立場を背負わされたのです。

そのような状況に置かれた元子ども兵は、武装勢力を去って故郷の村へ帰ることを望んだとしても、罪に問われることを恐れ、また、時には村人や家族に拒まれて行き場を無くします。そのため、多くの元子ども兵が、武装勢力の元を離れることができない現実がありました。
テラ・ルネッサンスはそのような元子ども兵が、武装勢力を離れ、再び地域社会の一員として生きることができるよう、現地での基礎教育や職業訓練、カウンセリングなどを21年にわたって行ってきました。


【虐殺の地・Lukodi(ルコディ)キャンプ跡地の訪問】
そのような中で2026年4月、テラ・ルネッサンススタッフが Lukodi キャンプ跡地を訪問しました。
※Lukodi キャンプは、LRAから逃れてきた国内避難民を収容するための難民キャンプでした。
Lukodi キャンプ跡地は、2004年5月19日、約60人の人々の命が LRA によって虐殺された場所です。元子ども兵の社会復帰事業を始めるべく、テラ・ルネッサンスの鬼丸・小川が現地を視察に訪れた直後のことでした。



【テラ・ルネッサンス現地スタッフ Steven が語る「あの日」の記憶】
慰霊碑の前に立つと、かつて犠牲者の名前が刻まれていたプレートは剥がれ落ち、時の流れを感じさせます。しかし、現地スタッフのスティーブン(Steven)が語る記憶は、今も生々しく鮮明でした。

「5月19日は、グルにとって非常に暗い日となりました。当時まだ幼かった私にとっても、あの経験は決して忘れられるものではありません。
あの日、反政府勢力のLRAがキャンプを襲撃し、人々を次々と銃で撃っていきました。幼い子供たちまでもが標的になり、捕まえられた子供たちが燃え盛る小屋の中に放り込まれたという話も耳にしました。ここにあった多くの小屋が、次々と焼き払われたのです。
正確な数は分かりませんが、当時キャンプには非常に多くの人々が住んでいました。おそらく 2,000人から 3,000 人くらいだったのではないでしょうか。避難民の住む小屋はぎゅうぎゅう詰めでした。
政府軍(UPDF)もキャンプのそばにいました。しかし、反乱軍の人数があまりに圧倒的だったため、襲撃を防ぐことができなかったのです。
あの日、本当に多くの人が殺され、負傷し、そして連れ去られました。逃げ惑う人々の光景はあまりに凄惨で、あの日を思い出すと、当時を知る人々は今でも涙を流します。私自身、当時はここから少し離れた場所にある避難民キャンプで生活していましたが、友人はこの襲撃で兄弟を失いました。」


【最後の一人が帰還し、紛争が終結するまで】
それから22年の月日が流れましたが、LRA の紛争は依然として終結していません。テラ・ルネッサンスの地道な活動は実を結びつつありますが、まだ武装勢力の元に残る元子ども兵たちがいます。私たちは最後の一人の子ども兵の帰還まで実現させ、武装勢力 LRA そのもの(紛争終結)を解体することを目標としています。

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