平和教育・地雷・小型武器・子ども兵に取り組む認定NPO法人テラ・ルネッサンス

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【12/9(日)】清水寺にて「コンゴの平和と、日本との友好を祈る法要・講演会」開催

コンゴ人婦人科医 デニ・ムクウェゲ氏のノーベル平和賞受賞を記念して



音羽山 清水寺ーーー世界中から人々が参拝に訪れる、日本でも随一の観光名所。


その御本尊である千手観音さまの慈悲の御手を、現世において最も困難な状況にある人々に差し伸べるべく、テラ・ルネッサンスがコンゴ民主共和国で行なう「元子ども兵及び紛争被害者エンパワーメントプロジェクト」に対し、2017年から5年間、継続したご支援をいただいています。
 
コンゴ民主共和国では、1998年以降の紛争によって、第二次世界大戦以降、世界で最も多くの死者(600 万人)が発生し、推定3万人以上もの18歳未満の子どもたちが、兵士として徴用されました。この紛争の背景には、レアメタル(希少価値の高い鉱物資源)をはじめとする天然資源をめぐる近隣国及び先進国の権益争いがあります。
 
こうした状況下で、農耕による自給自足を続けていた現地住民の生活は破壊。海外からの援助や、鉱物資源の採掘作業による低賃金に依存することに。特に、紛争中に性的暴力を受けた女性たちは、夫や家族から見放され、より過酷な状況です。同時に、こうした女性たちが抱える小さな子どもたちが、栄養失調や死亡するケースも少なくありません。



そのコンゴ民主共和国において、この度、性的被害にあった女性たちの治療に努める婦人科医 デニ・ムクウェゲ氏(63)が、ノーベル平和賞を授与されることが決まりました。

テラ・ルネッサンスが清水寺やみなさまと共に支援している女性たちの多くも、ムクウェゲ医師の治療を受け、心身に負った深い傷と向き合いながら、自分の力で生きようと、明るい笑顔を見せてくれています。

 



この喜ばしいニュースを記念し、清水寺境内にて「コンゴの平和と、日本との友好を祈る法要・講演会」をを開催いたします!

講演会では、テラ・ルネッサンス創設者・理事である鬼丸昌也が、コンゴ、特に東部地域の現状と、テラ・ルネッサンスの支援について、現地の写真や最新のデータを交えながら、お話しします。
 
また、趣旨に賛同した清水寺僧侶の皆さんによる、「コンゴの平和と、日本との友好を祈る」法要を開催いたします。
 

コンゴ情勢を知り、そして、遠く離れた日本からでも、彼の地の平和のためにできることがあると、深く心に刻む、そんな一日を過ごしてみませんか。みなさまのご参加をお待ちしています!

 

◆「コンゴの平和と、日本との友好を祈る法要・講演会」◆



■ イベント概要 

日 時

2018年12月9日(日)13:00 - 15:00(開場 12:45)

場 所 清水寺 大講堂1階「円通殿」
境内地図:https://www.kiyomizudera.or.jp/map.php
入場料

無料(席に限りがあるため、事前に申込が必要です。)

定 員

80名

内 容

13:00 - 13:10 ご挨拶、趣旨説明(大西英玄(北法相宗清水寺))
13:10 - 14:25 コンゴに関する講演会(鬼丸昌也(テラ・ルネッサンス理事/創設者))
14:25 - 14:30 法要準備
14:30 - 15:00 平和を祈る法要

申し込み

■ 講師プロフィール

プロフィール
創設者・理事 鬼丸 昌也(おにまる まさや)

1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(サルボダヤ運動創始者/スリランカ)と出逢い、『すべての人に未来をつくりだす能力がある』と教えられる。2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」設立。2002年、(社)日本青年会議所人間力大賞受賞。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は、学校、企業、行政などで年100回以上。遠い国の話を身近に感じさせ、一人ひとりに未来をつくる能力があると訴えかける講演に共感が広がっている。

主な書籍

『ぼくは13 歳 職業、兵士』 合同出版 2005年

『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』 こう書房 2008年

『僕が学んだゼロから始める世界の変え方』 扶桑社 2014年

『平和をつくるを仕事にする』 ちくまプリマー新書 2018年

◆冬季募金キャンペーン 開催中!◆



今なお紛争に苦しむのは、コンゴだけではありません。私たちが活動する、ウガンダや、ウガンダ北部に逃れた南スーダン難民など。紛争で家を終われ、家族を失い、体や心に深い傷を負った方が多くいます。

現在、テラ・ルネッサンスは、これらの地域で、紛争の被害を受けた方々が自立するのための活動を続けています。しかしながら、コンゴ、ウガンダ、南スーダン難民をはじめとするアフリカの支援事業の実現のため、1,000万円の活動資金が不足しています。

冬季募金キャンペーンでお寄せいただいた寄付は、紛争の影響で、今なお厳しい状況下に置かれている方々のために、テラ・ルネッサンスのアフリカ事業のすべてに活用させていただきます。
 
すべてを奪われた紛争被害にあった一人ひとりが、もう一度、自分の力で生きていけるように。この冬、あなたの支援が必要です。テラ・ルネッサンスの活動に、ご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。

冬季募金キャンペーン 詳細はこちら:
https://www.terra-r.jp/tokibokin2018.html

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