【夏季募金2019キャンペーン企画】『私も夢中。 vol.3』

本キャンペーンテーマの「気がつけば、私に夢中。」にちなみ、テラ・ルネッサンスの職員や、テラ・ルネッサンスの日々の活動を支えてくださる支援者さまが、それぞれの夢や目標に向かって「私も夢中。」な姿をお届けしています。
管理部長 隅田千恵にインタビューしました!
「私の夢中。」Vol.3では管理部長の隅田千恵(すみだちえ)の夢や夢中になっていることを紹介します。京都事務局にて、会計の管理や総会の準備を行っている隅田。テラ・ルネッサンスのお金の管理をするとともに、個性豊かなテラルネスタッフを包み込むような優しさで見守ってくれている「テラルネの母」的存在でもあります。そんな隅田さんにインタビューを行いました。
私の夢は「働き続けること」

ーーー隅田さんの「夢」はなんですか?
「働き続けること。」です。何歳になっても働くことを通じて社会に貢献できたらと思います。「将来この仕事がしたい」という具体的なものはないのですが、自分の「面白そう」に従って、いろんな可能性を試しながら、最終的に変な(珍しい)キャリアになっていたら面白いと思っています。人生の最期ぐらいに、生きてきた道を振り返って夢が叶ったことを実感できるのかもしれないです。
もともと思っていた国際協力に関りたいという漠然とした思いを持っていましたが、たいという思いも、今は叶えることができたし、今の働き方を昔は想像もしていませんでした。あの時、「こうしとけばよかった」とか、後悔はたくさんあるのですが、巡り巡って今ここにいるという感じかもしれません。それを良くも悪くも評価していません。
「よくやった」、とも思わないけど、「こんなはずじゃなかった」、とも思っていないんです。来るべくしてきたて感じですね。自分の良いところも悪いところも含めて、結果たどり着いたこうなったという表現が近いかもしれません。何かを目指しながらここまできたて感じでもなく、「これどうなんだろう?」と思いながらここにいるという感じですね。
ーーーそうなのですね。隅田さんの穏やかさや今までの生き方がテラ・ルネッサンスに巡り合わせてくれたのかなと感じます。
生きることに夢中

ーーー今、「夢中」なことを教えて下さい。
今は生きることに「夢中」なのかもしれないです。歳を取ることが楽しくなってきました。毎日が学び、日々修行です。年輪のように自分の幅を少しずつでも広げていけたらいいな、と思っています。職場を通じていろんな人と出会えるのも楽しいです。行きたいところ知りたいこと聞きたいこともたくさんあります。様々なことを吸収して、仕事もプライベートも、日常を少しずつアップグレードしていきたいです。
―素敵です。隅田さんの人生にはたくさんの「夢中」が散りばめられていますね。今回夏期キャンペーンにちなんだインタビューでしたが、隅田さんの素敵なところをたくさん知ることができました。ありがとうございました。
夢中を生きる人たちの、自立を応援したい
仕事を楽しみ、成長を楽しんでおられる隅田さん。管理面でテラ・ルネッサンスを支えていらっしゃる隅田さんがいらっしゃるからこそ、海外事業が継続できているのだとも感じました。
テラ・ルネッサンスでは、元子ども兵や難民、性的暴力の被害に遭った女性、地雷やクラスター爆弾の被害により体や心に深い傷を負った方々等、紛争により被害を受けた人びとが社会に復帰できるよう、自立支援を行なっています。
私たちはこれまで、紛争被害を乗り越え、一歩一歩前に歩みを進めながら、いつしか夢を持ち、自分や自分の人生に夢中になって生きている。そんな人々の姿に、たくさん出会ってきました。これからも、一人ひとりが困難を乗り越え、それぞれの夢中を生きられるよう、「自立」と「自治」のための支援を続けていきたいと考えています。
現在、夏季募金キャンペーンとして2019年8月31日までに皆様からのご寄付を募っています。
▼キャンペーン詳細はこちら▼
https://www.terra-r.jp/kakibokin2019.html
ぜひこの機会に寄付を通して、一人でも多くの人が再び前を向き、夢を持って自らの人生を生きていくためのお手伝いを、一緒にしていただけないでしょうか。
夏季募金キャンペーンへのご参加を、心よりお願い申し上げます。
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インタビュアー・編集:インターン生 福井 妙恵