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プレア・プット村、鶏銀行が始まります…!

【アジアレポート/2018年9月_Topic04】


プレア・プット村で鶏銀行を開始する4世帯に、鶏小屋を新設しました。鶏が来月に支給され次第、プレア・プット村での鶏銀行が本格的に始動します。


対象世帯の一つであるさマット・リムさんご一家は、6名家族。52歳になるお父さんとお母さん、それから娘さん息子さんがそれぞれお2人ずついらっしゃいます。


テラ・ルネッサンス側からの鶏はまだ支給されていませんが、鶏小屋には、ご自身で購入した鶏が数匹住んでいました。

【アジアレポート/2018年9月_Topic04】

写真:鶏小屋の前で息子さんと。

 

この世帯は、6名家族。52歳になるお父さんとお母さん、それから娘さん息子さんがそれぞれお二人ずついらっしゃいます。

 

リムさんは、以前は鶏を100匹ほど飼育をしていた時期もありました。しかし、鶏は病気や寒さに弱いため飼育が難しく、雨季に一気に亡くなってしまったそうです。

 

今回は、飼育の技術をきちんと学んで育てられるようになりたいと、鶏銀行のプロジェクトに参加してくれました。

既に、家畜飼育のトレーニングには参加し、鶏飼育技術を学び始めています。

 

現在はタイへ物を売りにいったり、出稼ぎに行ったりして生計を立てています。

写真:タイ国境付近のリュウガン剥きの出稼ぎ労働の様子 ※この家族が参加している出稼ぎ労働ではありません。

リュウガン(※ ライチのような果物)が収穫できる時期は、まだ9歳、15歳のお子さんを含めた家族全員で収集をし、お父さんがタイに売りに行きます。リュウガンがとれるのは一年で3〜4ヶ月ほどなので、それ以外の時期はタイへの出稼ぎ労働に行っています。

この日は、お母さんがフルーツをタイに売りに行っていると言っていました。

ちなみにリュウガン売りで得られるお金は、15日連続で売りに出かけて、1000〜5000バーツほど。1000バーツが32ドルなので、32〜150ドルくらいです。変動が大きく、安定しない収入源です。

鶏が彼の収入源の一つになり、安定した暮らしを営めるよう、プレア・プット村での挑戦を続けていきます。

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記事執筆/
アジア事業インターン
名倉 早都季

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