サムロイ・チェン村、穂高小学校の屋根の修理が完了しました!
【アジアレポート/2018年9月_Topic01】
穂高住販様のご支援を受け、2008年に建設、授業を続けてきたサムロイ・チェン村の穂高小学校。

昨年より、屋根の修理依頼を受けていました。
写真では少し分かりにくいのですが、奥側の屋根は、元々手前の屋根に比べて横に走る柱の数が少なく(横に走る柱の間隔が広いことはご確認頂けますでしょうか)少しずつ地盤がずれるのにしたがって、屋根に隙間ができてしまったようです。

雨漏りのひどい教室は、雨が降ると以下のように大部分が浸水してしまい、使用できなくなっていました。

6月に穂高住販様に小学校の様子をご報告した際、修繕費のご支援を快諾頂き、学校の夏休みを利用して修繕工事を行いました。


1週間強に渡った修理は、9月末をもって無事に終了することができました。写真に写っている古い瓦も清掃がされる予定です。


校舎や机は、生徒たちの学びを支えるとても大切なインフラです。雨漏りのする教室とそうでない教室では、どうしても、授業への集中力に違いが出ます。学習環境の整備とは、すなわち、生徒たちが気持ちよく学ぶための最低限の条件を整えることです。こうした環境の整備が、生徒の学力を支えます。

学習環境整備の大切さに共感を頂き、継続的にご支援を頂けることに、心から感謝しています。
新学期の始まりは11月。生き生きと学ぶ生徒たちの顔が今から楽しみです。
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記事執筆/
アジア事業インターン
名倉 早都季